バレー男子日本代表、ドイツに3-1で逆転勝ち 石川祐希、髙橋藍ら合流で日本ラウンド白星発進【ネーションズリーグ】

バレーボールの世界TOP18チームが集うネーションズリーグの予選ラウンド第3週、日本大会が16日に開幕。前回大会で銀メダルの日本代表(世界ランク5位)はドイツ(同8位)に3ー1(21ー25、25ー20、25ー23、25ー20)で勝利。石川祐希(29)や髙橋藍(23)などパリオリンピック™の主力が合流し、今大会通算6勝3敗とした。 【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程 スタメンは主将の石川、セッターに永露元稀(29)、小野寺太志(29)、宮浦健人(26)、エバデダン ラリー(24)、髙橋、リベロには小川智大(28)が名を連ねた。 第1セット、序盤から石川や髙橋がスパイクで得点を重ね千葉の会場に詰めかけた約7300人のファンはヒートアップ。しかしその後、今大会最多153得点を挙げているドイツのジョン(23)の強打で失点するなど追いかける展開となった日本。そのままリードを奪うことができず21ー25でこのセットを落とした。 第2セットは序盤から互角の攻防が続き10ー10の同点。流れを掴みたい日本は中盤リベロの小川がドイツの強烈なスパイクを好レシーブ、それを宮浦や石川が決め切るなど20ー16とリードを奪った。先にセットポイントを迎えると最後は髙橋のスパイクで25点目を挙げ、このセットを制した。 セットカウント1ー1で第3セット、中盤までドイツにリードを許していた日本だが、終盤に追い上げを見せ22ー22の同点に追いついた。さらに宮浦のサービスエースが決まりついに逆転に成功。セットポイントを奪うと25点目を髙橋のスパイクで締め25ー23で2セット連取した。 第4セット、相手のミスから12ー11と逆転すると髙橋の連続得点でリードを奪った。中盤以降も石川、髙橋のスパイクで先に20得点に乗せた日本。25点目はリリーフサーバーで登場した甲斐優斗(21)がサービスエースを決め、ドイツを振り切り逆転勝利。日本ラウンド初戦を白星で飾った。 試合後、キャプテンの石川は「1セット目を落としてしまいましたけど、2セット目からしっかりとゲームの流れを掴んだことが今日の勝因だったと思います」と試合を振り返った。日本ラウンド残り3試合に向けては「しっかりと勝ち切ってファイナルラウンド進出を決めたいと思います」と意気込みを語った。 次戦は17日19時20分からアルゼンチン(同9位)と対戦する。 ※世界ランキングは試合前時点 【日本の得点(上位)】 石川 22得点 宮浦 20得点 髙橋 19得点

TBS NEWS DIG Powered by JNN
*******
****************************************************************************
*******
****************************************************************************

関連記事: