中国からの新規格。8Kモニターへの接続が1本でOKになる日は遠くない
Image: 電腦領域 HKEPC Hardware
USB4 Version 2.0もまだ新しいというのに。
TCLやHisense(ハイセンス)といった50を超える中国のIT企業が、新しいインターフェイス規格「GPMI(General Purpose Media Interface)」を発表しました。ぐ、ぐぷみぃ…?
480Wの超高出力対応
GPMIは、中国の大手IT企業が集まった「深圳国际8K超高清视频产业协作联盟」なる団体から発表された新規格。2019年から開発を進めていたそうで、GPMI Type-CとGPMI Type-Bの2種類からなります。
GPMI Type-CはUSB Type-Cと同じ端子を持つ規格。端子の形が同じなので、既存のType-C端子と互換性があるとみられています。伝送速度は最大96Gbps、最大出力は240W。Thunderbolt 4超えの高出力ですね。
もう1つのGPMI Type-Bがすごくて、なんと伝送速度は最大192Gbps、最大出力は480W。Thunderbolt 5ですら120Gbpsの240Wだというのに、2倍に迫る超高出力!
GPMIの狙いは、映像や音声といったデータ通信に必要なケーブルを1本に集約すること。供給できる電力も大きいため、例えば電源ケーブル+映像出力ケーブルのように、ケーブルが2本必要な場面を1本で賄えるようになりそうです。
モンスター出力のGPMI Type-Bは、端子の形状もより大きな独自のものになるそう。最大8Kの映像出力にも対応しており、来る高解像度時代の爆速規格的なポジションを狙っていそうです。
Source: 電腦領域 HKEPC Hardware, NotebookCheck.Net