じゅ…16K対応だって! 次世代HDMI規格「HDMI 2.2」がバケモノすぎる
「HDMI2.2」規格は、新しいHDMIの仕様を作る非営利団体「HDMI フォーラム」が、2025年1月にラスベガスのCES 2025で発表。 2025年6月末に、ついに正式リリースとなりました。リリースノートによると、帯域幅(映像の転送量)は、96Gbpsへ到達。これにより、最大12K@120Hzや、16K@60Hzの映像出力まで対応できるというのです。 ちょっと数字だけだと想像しにくいところがあるので、面積で比べてみましょうか。 ひっっっっっろい! 4Kでも現在のモニターの中では広くて高解像度な方なのですが、それがもう子どもみたいなサイズ感。ちなみに、16Kの解像度は15360 x 8640になるそうで、総ピクセル数は4K(3840 x 2160)の16倍です。ドラゴンボールZの後半みたいに、戦闘力インフレしている感じがものすごくスパーキング…。 ちなみに、10ビットや12ビットカラーの8K@60/4:4:4や、4K@240/4:4:4といった非圧縮でのフルクロマフォーマットにも対応しているので、色情報の正確さも担保されていますよ。 現状そんな16Kモニタは一般向けにには販売されていないわけですが、将来的にはそこも目指せるぞ! というわけですね─。
なお、新しいHDMI 2.2に対応したケーブルには、「Ultra 96」という機能名が設定されています。 「ウルトラハイスピード」と同じく、ケーブル性能をわかりやすくするための認証ってやつですね(個人的には「HDMI 16K」とか対応する解像度を付けてくれたほうがわかりやすいでしょう! って思うんですけどね)。 あと「Ultra 96」、どう呼ぶのが正解なんですかね? 「ウルトラ キュウジュウロク」になるか「ウルトラ キューロク」のどちらかだと思うのですが、個人的にはキューロクの方が玄人っぽくて好き。 Source: HDMIフォーラム
小暮ひさのり