最新のApple WatchとPixel Watchを比べてわかった「どっちが買いか」

スマートウォッチで気になるのが、バッテリーの持ちです。 バッテリーの長さで群を抜いているのは、Apple Watch Ultra 3でしょう。通常使用で最大42時間、低電力モードを使えば最大72時間も持続します。 毎日充電する手間が省けるのは、忙しいビジネスパーソンにとって大きなメリットですね。 対するApple Watch Series 11は、通常使用で最大24時間、低電力モードで最大38時間。これはPixel Watch 3の駆動時間とほぼ同じです。Pixel Watch 3は通常使用で24時間、省電力モードで36時間持つとされています。 しかし、Pixel Watch 4は、バッテリー性能が大幅に改善されました。 Pixel Watch 4:通常使用で30〜40時間、省電力モードで48〜72時間(モデルのサイズにより変動)。 これで、Pixel Watch 4もApple Watch Ultra 3に負けないバッテリーの持ちを実現したと言えそうです。

スマートウォッチは、健康管理やフィットネスの心強いパートナーでもあります。 最新のApple Watchは、これまでPixel WatchがFitbitアプリを通じて提供してきた「睡眠スコア」機能がついに搭載されました。 ただし、筆者としては、この機能の有用性には少し懐疑的です。睡眠スコアはあくまで目安なので、あまり鵜呑みにしないほうがいいかもしれません。 また、Appleは高血圧の兆候を通知する機能も導入する予定ですが、これは規制当局の承認が必要なため、今後の動向に注目です(別のウェアラブル会社であるWhoopが、承認されていない血圧機能を実装して最近FDAから問題視されたため、Appleはより慎重になっています)。 Pixel Watchにはまだ血圧測定機能はありませんが、スマートウォッチで正確に血圧を測れるのかはまだ議論の余地があるところです。 さらに、ワークアウト機能も進化しています。 Apple Watch(最新版WatchOS):AIがワークアウト中に励ましの言葉をかけてくれる「Workout Buddy」機能が追加(使用するには、新しいバージョンのiPhoneが必要です)。 Pixel Watch 4:有料のFitbitプレミアム<新規購入者は6カ月無料、それ以降は月額640円(税込)または年間6,397円(税込)>に加入することで、AIフィットネスコーチを利用できるようになります。 両社とも、AIを活用してユーザーのモチベーションを高めようとしています。

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