勃起障害も新型コロナの後遺症のひとつ 精神的ストレスが影響か

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症としてのED(勃起障害)は、入院した患者の19%に見られ、精神状態の悪化と関係している可能性が、日本人男性を対象とした研究(*1)で明らかになりました。

COVID-19の後遺症としてのEDは、精神状態の悪化と関連する可能性があります。(写真:Kittiphan/stock.adobe.com)

COVID-19の後遺症としてのEDの要因は?

 COVID-19後にはさまざまな後遺症が現れる可能性があります。後遺症には、COVID-19に起因する炎症や血栓形成傾向が関係すると考えられています。EDの場合は、COVID-19の急性期に生じる炎症性サイトカインの分泌と低酸素症によって引き起こされる血管内皮障害が関係する可能性があります。また、身体的ストレスと精神的ストレスもEDに関係することから、COVID-19後にはEDが生じやすくなると考えられます。

 そこで、横浜市立大学などの研究者らは、後遺症としてのEDに注目し、COVID-19によって入院した患者を2年後まで追跡して、EDを経験した患者の割合を調べ、発症に関係する要因について検討するケースコントロール研究(*2)をしました。

*1 Sci Rep. 2025 Feb 21; 15(1): 6279. *2 ケースコントロール研究:特定の集団を観察し、データを集めて分析する観察研究のうち、過去に遡って特定の病気などの原因を探る手法。同じ集団の中から、その病気にかかった人を「ケース(症例)」、その病気にかかっていない人を「コントロール(対照)」として抽出し、比較する。症例対照研究とも呼ばれる。

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日進月歩の医学の世界では、昨日までの“常識”があっという間に覆ることもまれではありません。本連載では、日々発表される最新の医学論文の中から、私たちの健康増進や疾病予防に役立つ情報をコンパクトにお届けします。

大西淳子(おおにしじゅんこ) 医学ジャーナリスト

筑波大学(第二学群・生物学類・医生物学専攻)卒、同大学大学院博士課程(生物科学研究科・生物物理化学専攻)修了。理学博士。公益財団法人エイズ予防財団のリサーチ・レジデントを経てフリーライター、現在に至る。研究者や医療従事者向けの専門的な記事から、科学や健康に関する一般向けの読み物まで、幅広く執筆。

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「健康Q&A」は、医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場、あなたの疑問やお悩みに答える連載です。

 ふとしたはずみに便を漏らしてしまう、肛門に痛み・かゆみがある、便秘がつらい…。そんな便や肛門についての悩みを、多くの人が抱えています。デリケートな悩みゆえに誰にも相談できず、1人で悩んでいる人も少なくないでしょう。

 そのお悩みについて、消化器科・肛門外科医で赤羽根医院 副院長の赤羽根拓弥先生に聞いてみませんか。 赤羽根先生は、帝京大学医学部附属病院外科下部消化器外科に入局し、手術や内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)をはじめ、多数の消化器疾患を診療。その後、国内屈指の大腸肛門病専門病院である所沢肛門病院で多数の肛門手術、大腸内視鏡検査を行ってきました。書籍『カラダのすべてを肛門は知っている』(カンゼン)の監修も手がけています。質問は匿名ででき、回答は2025年7月に記事で紹介します。

<質問例> ・排便のとき肛門が切れて出血します。病院に行ったほうがいいでしょうか。 ・肛門がかゆいのですが、病気でしょうか? ・たまに便が漏れるようになりました。どんなセルフケアや治療が必要ですか? ・少ない量の排便が多く続きます。問題ありませんか? ・立ち上がった時などにおならが出ることが増えました。 ・野菜を食べるようにしていますが便秘が治りません。何が悪いのでしょう。 ・温水洗浄便座の正しい使い方は? ・切れ痔は市販の薬で治せますか? 受診すべきかの見極め方は?

 以下のページからご質問をお寄せください。回答記事は2025年7月に掲載します。(日経Goodayマイドクター会員(有料)の記事として公開します)

➡ 肛門やお尻の病気に詳しい赤羽根拓弥先生への質問・相談募集 (質問募集期間:2025年5月19日~2025年6月25日、早めに募集を終了することがあります)

【痛風・高尿酸血症に関する質問】

 痛風発作がつらい、尿酸値が高めだけれどどうしたらいいか分からない…。そんな痛風や高尿酸血症についての悩みを抱えている人も多いことでしょう。

 そのお悩みについて、痛風や高尿酸血症治療のエキスパート、両国東口クリニック理事長の大山博司先生に聞いてみませんか。 大山先生は、6000件を超える痛風・高尿酸血症医療相談に回答されており、過去には日経Goodayの特集にもご登場いただいております。質問は匿名ででき、回答は2025年8月に記事で紹介します。

<質問例> ・どれくらいの尿酸値になったら、治療したほうがよいでしょうか。 ・尿酸値は高めですが、薬をのんでいればお酒を飲んでもいいでしょうか。 ・プリン体が多いビールではなく、ハイボールにすれば尿酸値は上がりませんか。 ・プリン体の多い食事を避けているのにもかかわらず、尿酸値が上がるのはなぜですか? ・尿酸降下薬は、一生のみ続けないといけませんか? ・なぜか大事なイベントの前日や当日になると痛風発作が起こります。原因は何ですか? ・痛風発作の痛みに耐えられません。発作時に早く治すポイントはありますか。 ・短期間で痛風発作を繰り返すようになりました。どうしたら改善できますか。

 以下のページからご質問をお寄せください。回答記事は2025年8月に掲載します。(日経Goodayマイドクター会員(有料)の記事として公開します)

➡ 痛風・高尿酸血症に詳しい大山博司先生への質問・相談募集 (質問募集期間:2025年5月30日~2025年7月1日、早めに募集を終了することがあります)

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なかなか寝つけない、夜中に目が覚める、朝から体がだるい、日中の眠気がひどい――。睡眠に関する悩みを持つ人は多いが、睡眠の科学研究が進めば、こうした悩みも解決する日が来るかもしれない。今回は夜中にトイレに起きてしまう「夜間頻尿」について解説し、改善法も紹介。20人の専門家が科学的根拠を基に睡眠のメカニズムを解説する最新刊『一流の研究者たちが教える 快眠の科学』(三島和夫監修、伊藤和弘著)から一部を抜粋・編集してお届けする。

(元写真:grooveisintheheart/stock.adobe.com)

夜中に一度でもトイレに起きれば「夜間頻尿」

 年を取ると、夜に布団に入って朝までノンストップで眠ることはなかなか難しくなる。どうしても、深夜に目が覚める「中途覚醒」が増えてくるのが普通だ。そして、中途覚醒の原因の1つが、トイレに起きること。すなわち「夜間頻尿」だ。

 夜間頻尿とは、「就寝から起床までの間に1回以上トイレに起きること」と定義されている。つまり、1回でもトイレに起きれば、夜の頻尿というわけだ。夜間頻尿自体は、全く珍しいことではない。40代では5割、50代は6割、60代は7割、70代以上は8割、と加齢とともに右肩上がりに増えていく。高齢になると2回以上トイレに起きる人も多く、60代では4割の男性と2割の女性、70代では5割の男性と3割の女性が、夜中に2回以上トイレに起きている(*1)。

 桜十字病院(熊本市)上級顧問・泌尿器科医長で、「夜間頻尿診療ガイドライン[第2版]」の作成委員長も務めた吉田正貴氏は次のように話す。

 「高齢になると、ほとんどの人が夜中にトイレに起きるようになりますが、1回くらいなら困っている人は少ないでしょう。これが2回以上になるとQOL(生活の質)に影響を及ぼすようになるという報告もありますし、3回以上だといろいろ問題も起こり、睡眠にも影響してくると思います。もっとも、3回起きても本人が気にならなければ治療の対象にはなりません。治療を考える目安は、起きる回数よりも“困っているかどうか”です」(吉田氏)

『一流の研究者たちが教える 快眠の科学』(三島和夫監修、伊藤和弘著、日経BP)

 夜間頻尿は寿命を縮める可能性もあるという。東北大学が70~97歳の784人を5年間追跡した研究によると、一晩に2回以上トイレに起きていた人たちは、起きる回数が1回以下の人たちに比べて、死亡率が1.91倍と2倍近く高かった(*2)。

 「我々は、『寝てから最初に目を覚ますまでの時間』のことを、HUS(=Hours of Undisturbed Sleep)と呼びます。これが3時間以上あればそれなりに眠れていて、その後に中途覚醒があっても、翌日にあまり疲れが残らないといわれています」と吉田氏は指摘する。

*1 Int J Urol.2024 Jul;31(7):747-754. *2 J Urol. 2010;184(4):1413-8.

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人生100年時代に突入した現代、「老化は病気」という概念が打ち出され、アンチエイジング研究は日進月歩で進んでいる。本連載では、さまざまな角度から「アンチエイジング」に役立つ最新研究の知見を紹介し、健康長寿の秘訣を探っていく。

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日本古来の古武術には、日常生活においても体に負担をかけず、楽に動くためのヒントがたくさん隠されている。筋トレなどで体を鍛えなくても、今日から身軽に動ける上に、腰や膝を傷めにくくなる。そんな「古武術」式の日常生活動作をここでマスターしよう。講師は、理学療法士・介護福祉士として古武術を応用した合理的な体の使い方を研究する岡田慎一郎さんだ。

岡田慎一郎(おかだ しんいちろう)氏 理学療法士、介護福祉士、介護支援専門員

1972年生まれ。身体障害者、高齢者施設に勤務し、独自の身体介助法を模索する中、武術研究家の甲野善紀氏と出会い、古武術の身体運用を参考にした『古武術介護入門』(医学書院)を刊行し、大きな反響を呼んだ。近年は介護、医療、リハビリ、消防救命、育児、健康増進、教育など、幅広い分野で身体を通した発想と実践を展開させ、講演、執筆、企業アドバイザーなど多岐にわたる活動を国内外で行う。『古武術式 疲れない体の使い方』(三笠書房)、『身体を痛めない介護術』(中央法規)など著書多数。

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日本人の3人に1人が「高血圧」。身近な国民病だが、実は静かに進行する恐ろしい病気でもある。自覚症状がないため放置しがちだが、それは危険だ。本連載では日本高血圧学会の協力の下、高血圧対策・治療の最前線を紹介する。

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血圧を測る時間帯は朝がいいようだ。日本高血圧学会は2025年より「早朝高血圧徹底制圧宣言」を発表し、「朝の血圧が高いと危険」という意識を広める「『血圧朝活』キャンペーン」を始めた。なぜ朝に注目すべきなのか。大阪ろうさい病院総長の樂木宏実氏に解説してもらった。

朝の高血圧は気づきにくい!

 「昼の血圧は正常でも、朝の血圧は高いことに気づいていない人が少なくありません」と大阪ろうさい病院総長の樂木宏実氏は警告する。第3回で紹介したように、健康診断や医療機関では異常が見つからないのに家庭で測ると高血圧という、“本当の顔”が分かりにくい「仮面高血圧」がある。この仮面高血圧の中に、朝の血圧が高い人が一定数、存在するという。

 「仮面高血圧の割合は、未治療の人の中では10~15%、すでに高血圧で降圧薬を服用している人(高血圧全体の約半数)で血圧が140/90mmHg未満にコントロールされている人の中でも9~23%に見られます(*1)。自分が高血圧だと気づいていない人だけでなく、すでに血圧が高くて治療中の人の中にも、朝が高い人は意外と多いのです」(樂木氏)

 降圧治療中の高血圧患者の約70%が、朝の家庭血圧130/80mmHg以上という報告もある(*2)。

朝の血圧が高い人が要注意なのはなぜ?

 仮面高血圧のパターンは、「早朝高血圧」「夜間高血圧」「職場などストレスが高い場面で起こる昼間高血圧」の3つに分類される。ただ現実には、夜間も早朝も高いなど、複数のパターンが重なっている人も少なくない。

  1. 早朝高血圧早朝に血圧が高くなる
  2. 夜間高血圧睡眠中も血圧が下がらない
  3. 昼間高血圧(ストレス下高血圧)ストレスにさらされると血圧が上がる

 「朝の血圧が高い人の中には、夜間の睡眠中から高い状態が続いていて、それが朝まで持続している場合が少なくありません。動脈硬化が進んだ人でこのような現象が見られやすいと考えられます」(樂木氏)

 健康な人でも、朝の時間帯に向かうにつれ、目が覚めるように体の中の多くの因子が働き、その一つとして血圧も上がり始める。生体リズムに刻まれているサイクルの中で、朝になると交感神経が活発になり、副交感神経が抑えられるからだ。また、レニン・アンジオテンシン系と呼ばれるホルモンも活性化して、朝の血圧上昇に影響する。動脈硬化が進んでいると、こうした血圧を上げやすい因子に過剰に反応して、生理的な範囲を超えて大きく血圧が上がってしまうのだ。

 中には「血圧サージ」と呼ばれる急激な血圧上昇が見られることもある。夜間の血圧が高いのも、それが朝まで持続するのも、血圧サージも、「動脈硬化の程度が進めば進むほど、そうした現象が起きやすいという点が重要」と樂木氏は強調する。

 「早朝高血圧も夜間高血圧も、いずれも動脈硬化性のリスクの現れです。つまり朝の血圧が高い人は、『動脈硬化が進んだ結果、脳卒中や心筋梗塞などが起きる可能性が高い人』。それ以上、動脈硬化を進めないためにも、朝に警戒が必要です」(樂木氏)

 実際に、図のように脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患は朝に起こりやすいことが分かっている。

循環器疾患の発症時刻

血栓性脳卒中、心臓突然死、心筋梗塞の発症時刻を24時間軸でプロットしたグラフ。どの疾患も午前6時~正午の間に発症件数がピークに達している。血圧も午前中にピークを迎えている。苅尾七臣 日本循環器学会2004「血圧モーニングサージ」2004.3.28.(Muller JE, et al. Circulation 1989;79:733-743.(改変))

 1日中血圧が高い人がこうした循環器疾患を起こすリスクと、家庭血圧だけが高い仮面高血圧の人のリスクは同程度だという。仮面高血圧には朝だけ高い人も、夜も朝も高い人も含まれているが、朝の血圧が高いことは、これらのリスクを全て内包する。つまり、朝の血圧を測れば、リスクの高い人が見つかりやすいのだ。

 「朝の血圧さえ低ければよいわけではなく、朝の血圧を下げれば総じて昼も夜も下がってくるだろうと期待できます。だから朝の血圧に注目することが大切なのです」(樂木氏)

*1 「高血圧治療ガイドライン 2019」(日本高血圧学会) *2 「早朝高血圧徹底制圧宣言2025」(日本高血圧学会)

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  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

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日本人の3人に1人が「高血圧」。身近な国民病だが、実は静かに進行する恐ろしい病気でもある。自覚症状がないため放置しがちだが、それは危険だ。本連載では日本高血圧学会の協力の下、高血圧対策・治療の最前線を紹介する。

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  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

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100歳以上の百寿者が全国平均の約3倍と、全国有数の百寿者の多さで知られる京丹後地域。長寿の理由を多角的に調査している「京丹後長寿コホート研究」を取りまとめる京都府立医科大学大学院の的場聖明氏は「健康長寿を叶えるためには『絆・食事・運動・生きがい』が関わり合うことが分かってきました」と話す。的場氏は、健康寿命延伸につながる目標歩数についての研究も行っている。「年を重ねてもずっと元気」を叶えるためのポイントについて、最新知見を聞いた。

 現在の日本人の平均寿命は男性81.09歳、女性87.14歳(厚生労働省の2023年簡易生命表より)。今後、私たちが80歳、90歳と年齢を重ねたときに、精神的にも肉体的にも自立し、やりたいことができる生活を送っていたい――。そう願うときに参考にしたいのが、実際に長寿を叶えている人がどのように生き、生活を送っているかということ。

(写真:PIXTA)

 男性長寿世界一のギネス記録を持つ故・木村次郎右衛門さん(享年116歳)が生涯のほとんどを過ごし、100歳以上の百寿者が全国平均の約3倍というわが国有数の長寿地域が、京都府北部の京丹後地域だ。京都府立医科大学は、京丹後市とともに健康長寿の秘訣を探ろうと、2017年から疫学研究「京丹後長寿コホート研究」(*1)を進めてきた。

*1 「コホート研究」とは、ある集団を長期間追跡し、病気や健康状態の変化を調べる研究のこと。ある一時点で疾病や要因を調べる横断研究ではなく、時間的経過を追う縦断研究の一つ。

 京丹後地域は、京都府の北部に位置し、日本海に面した海岸線は約90kmに及ぶ。自然豊かで、高齢になっても仕事や農作業などで活動する人が多く、海のもの、山のもの、里のものと四季折々の食材を味わえる地域柄がある。

京丹後市を含む丹後地域の位置

京都の北、丹後半島に位置する丹後地域は、京丹後市、宮津市、伊根町、与謝野町からなり、海と山に囲まれた自然豊かな地域。

 京丹後長寿コホート研究は2050年まで行われる予定で、研究を統括する京都府立医科大学大学院医学研究科循環器内科学教授の的場聖明氏は、「現在は、京丹後のみなさんがなぜ健康長寿なのか、そして私たちがどのようなことを意識すれば百寿者のみなさんと同様に健康に年齢を重ねられるのか、といった具体的な証明をしている段階です」と話す。

 今年2月には百寿者の談話や生活、レシピなどをまとめた『奇跡の100歳長寿地域 「京丹後市」の秘密』(百寿者研究会著、文春新書)が発売され、6月16日から19日には、京丹後市において長寿についての知見を議論しあう国際学会「第1回世界長寿サミット」が開催された。

『奇跡の100歳長寿地域 「京丹後市」の秘密』(百寿者研究会著、文春新書)

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  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

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人生100年時代に突入した現代、「老化は病気」という概念が打ち出され、アンチエイジング研究は日進月歩で進んでいる。本連載では、さまざまな角度から「アンチエイジング」に役立つ最新研究の知見を紹介し、健康長寿の秘訣を探っていく。

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運動は健康にいいだけでなく、「見た目の若返り」にも効果を発揮することが最新研究から明らかになってきた。特に筋トレも組み合わせると効果が期待できる。では、具体的にどんな筋トレを実践すればいいのだろうか。立命館大学スポーツ健康科学部・研究科教授の藤田聡氏は、「運動は老化にともなって進む体内の炎症を抑制します。ジムに行かなくても、自重で行うスクワットなどでも抗炎症効果が期待できます」と話す。藤田氏直伝の筋トレメニューを教えていただこう。

>前編 「筋トレ」は肌の若返りにも効く? 最新研究で分かった効果

若返りのために行うべき運動レベルは「ちょっときつめ」

 運動をしている人は若々しく見える――。運動が健康維持に重要なのは言うまでもないが、それだけでなく「見た目」にも影響することが立命館大学スポーツ健康科学部・研究科教授の藤田聡氏らの研究で明らかになった 詳しくは前編を参照

 藤田氏らは、週2回の有酸素運動、または筋トレを4カ月行うという研究によって、

◎有酸素運動群、筋トレ群ともに老化にともなって失われる皮膚の弾力性が改善する ◎筋トレ群でのみ、真皮の厚み(加齢にともない薄くなり、シワやたるみの原因となる)が改善する

ということを世界で初めて明らかにした。健康維持に加えて「見た目も若く見える」のであれば、「がんばってみようかな」と思う人も少なくないだろう。

(写真:PIXTA)

 実際に「どんな運動を、どのくらい」行えば効果が得られるのだろうか。前回も紹介したが、藤田氏の研究で肌の老化抑制効果が明らかになったのは、以下の運動を週2回、4カ月にわたって行った結果だ。

運動の内容

  • 有酸素運動群:その人の最大心拍数の65~70%で自転車こぎを30分。持久力の向上が認められるちょっときついぐらいの強度の運動。
  • 筋トレ群:上半身から下半身にわたる全身の筋トレ6種類(レッグカール、レッグエクステンション、アームカール、ローイング、ショルダープレス、チェストプレス)それぞれについて、その人の挙げられる最大重量を算出し、最初は50%からスタートし、徐々に負荷を高めて最終的に75~80%の負荷量で10回×3セット。休憩を入れながら、合計30~40分程度の運動。

 「有酸素運動ではそれぞれの人の最大心拍数の65~70%としました。これは、自転車こぎのペダルの重さをその人に合わせたレベルで調整し、30分間テレビを見ながらでもできる程度のきつさです。一方、筋トレは、その人が1回しか持ち上げられない重さを100%としたとき、その75~80%の負荷の運動を10回繰り返してもらうもので、10回目にはもうきつくて挙がらない、というレベルになります。マシンを使い休憩を入れながら、これを3セットやっていただきました」(藤田氏)

 藤田氏はこれらの運動レベルを「ちょっときつめ」と表現する。有酸素運動は何とか実践できそうなレベルだが、筋トレのほうは、週2回とはいえ、“ガチ”なレベルだ。

 藤田氏の研究では、筋トレによって、肌の弾力性が増すだけでなく「真皮が厚くなる」という、見た目の若さを高めるプラスαの効果が得られることが分かっている。ぜひ筋トレも行いたい。しかし、過度な負荷運動は「やれない」「やりたくない」「つらくて続かない」…という人が多いだろう。実践しやすい「ほどよい筋トレ」とはどのようなものなのだろうか。

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健康・医療のエキスパートが月替わりで登場して、読者の皆さんの質問に回答する人気連載「健康Q&A」。2025年8月の回答者は、痛風や高尿酸血症に詳しい、両国東口クリニック理事長の大山博司先生です。このテーマに関して日ごろから疑問に思っていること、聞いてみたいことがある方は、ぜひご質問をお寄せください!

 大山先生は6000件を超える痛風・高尿酸血症の医療相談に回答されており、過去には日経Goodayの特集 尿酸値を抑え、痛風を回避! にもご登場いただいております。

 「痛風」「高尿酸血症」などに関する疑問のある方は、ぜひこの貴重な機会に質問をお寄せください! 回答記事は2025年8月に掲載いたします。

大山先生への質問はこちらからどうぞ↓↓↓

質問の投稿ページ

※質問募集期間:2025年5月30日~7月1日  都合により受付終了が早まることもございます。あらかじめご了承ください。

【質問例】(以下と似た質問でも構いません)

大山博司(おおやま ひろし)氏 両国東口クリニック理事長

認定痛風医。帝京大学医学部卒業。帝京大学医学部第二内科、田島病院院長などを経て、2001年に両国東口クリニックを開設、2005年より現職。専門は、痛風、リウマチ。1997年に「痛風ホームページ」を開設、6000件を超える痛風・高尿酸血症医療相談に答えている。厚生労働省の委託研究としてインターネットヘルスケアとセキュリティについての研究報告のほか、インターネットの医療利用についての報告も行っている。近著は『図解ですぐわかる 自力で下げる!尿酸値』(河出書房新社)

!ご注意!

  • 質問はどなたでも可能ですが、回答記事を閲覧できるのは、日経Goodayマイドクター会員(有料会員)のみです。マイドクター会員についての詳細は、こちらをご覧ください。
  • 「あなたの症状に合う薬は〇〇です」など、医師の診断行為に該当するような個別・具体的な回答はできません。また、寄せられた質問のすべてに回答する企画ではございませんのであらかじめご了承ください。
  • 医師・看護師などの専門家に直接健康相談をしたい方は、24時間365日ご利用できる、「日経Goodayマイドクター 電話相談24」をご利用ください。ご利用できるのは、日経Goodayマイドクター会員に限られます。
「日経Goodayマイドクター 電話相談24」のご案内ページはこちら
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日経Goodayは、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」と題して、ウェビナーを開催します。マイドクター会員の皆さまを無料でご招待(事前登録制)。ぜひ奮ってご参加ください。

(背景イメージ画像:78art/stock.adobe.com)

 皆さんは、医療機関にかかりたいとき、迷うことはありませんか? そして、「かかりつけ医」をお持ちですか?

 実は、医療に関する意識調査でも、「かかりつけ医がいる人」は56.9%と半数を超えていますが、42.3%の「いない人」は、「探す方法が分からない」「都度、受診する医療機関を選んでいる」といった理由を挙げています(日本医師会総合政策研究機構「第8回 日本の医療に関する意識調査(2023年11月に実施)」による)。

 忙しいときほど、適切な医療機関をさっと見つけて、速やかに受診したいものです。また、ときには、適切な医療機関の探し方ができているか不安になることもあるでしょう。最近は、デジタルツールが増えてきて医療機関を探しやすくなってきましたが、まだうまく取り入れられていない人もいるかもしれません。

 そこで、日経Goodayでは、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」と題して、日経ビジネスLIVEと共同でウェビナーを開催します。2025年7月3日(木)17時から開催予定、Zoomによるライブ配信となります。

 講師は、呼吸器専門医・アレルギー専門医・内科認定医の折茂圭介氏です。医療機関にかかりたいときに知っておきたい知識、賢く医療機関にかかるヒントを凝縮してお伝えします。かかりつけ医の選び方やコミュニケーションのコツなども伝授します。

 日経Goodayマイドクター会員の皆様は無料で視聴できます。事前登録制の先着順になりますので、ぜひ、下記の申し込みページからご登録ください。

ウェビナー開催、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」

■開催日:2025年7月3日(木) 17:00~18:00(予定、開場はセミナー開始10分前から) ■テーマ:間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~

■講師:折茂圭介氏(呼吸器専門医・アレルギー専門医・内科認定医)

プロフィール:東北大学医学部卒。東京都立駒込病院での初期研修を経て東京女子医科大学呼吸器内科入局。大学院で国立成育医療研究センター研究所 免疫アレルギー感染研究部に国内留学。博士課程修了後、同研究室で研究員として勤務。専門は呼吸器内科学、特に喘息をはじめとするアレルギー学。Ubie株式会社にて、一般向けサービス症状検索エンジン「ユビー」の開発等に携わる。

■聞き手:鈴木陽子(日経Gooday編集長) ■司会:原田寧々(日経Gooday記者) ■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信) ■主催:日経Gooday、日経ビジネス ■受講料:日経Goodayマイドクター会員(有料)の皆様、日経ビジネス電子版の有料会員の皆様、雑誌「日経ビジネス」購読の皆様は無料で視聴できます(いずれも事前登録制、先着順)。

無料視聴を希望でまだ日経Goodayマイドクター会員でない方は、こちらから会員登録(月額894円、初月無料)をした上で、次のページから参加をお申し込みください。 日経Goodayマイドクター会員にならずにウェビナー視聴をご希望の方は、3300円(税込)で視聴可能です。こちらから参加をお申し込みください。 日経ビジネス電子版の会員の方は、こちらのページに移り、お申し込みください。 雑誌「日経ビジネス」購読の方は、2025年6月23日号をご覧になって参加をお申し込みください。

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 日ごろから日経Goodayをご愛読いただき、ありがとうございます。

 皆さんは、日ごろ受けている健康診断や人間ドックの結果をどのように管理していますか。紙の状態で提供された健診結果を保管している人が多いかもしれません。

 そこで、日経Goodayの提携サービスのアプリ「ヘルス×ライフ」を使って、健診結果をデジタルデータとして管理する方法を紹介します。

紙の健診結果のデータを無償で取り込める

 ヘルス×ライフには、健康診断のデータを一元管理できる機能があります。健診結果の検査値は自分で登録することもできますが、健診結果を写真に撮って送れば自動入力してくれるサービスがあるので、活用するといいでしょう。もちろん無料で利用できます。

 健診結果を入力しておくと、すぐにアプリで確認することができます。また、生活習慣病のリスクがどの程度あるのかをグラフで表示する機能があるので、自分の健康管理に役立てることができます。

【1】健診結果を撮影する

【2】「入力依頼」を選択して、健診結果の画像をメールで送信する

あなたの健康をサポートする総合健康アプリ「ヘルス×ライフ」

 健康管理ができるアプリ「ヘルス×ライフ」は、iPhoneとアンドロイドの両方のスマートフォンで利用可能です。

 その日の歩数を表示するほか、日々の体重、血圧、体温などのデータを入力していくと、グラフにして変化を「見える化」できます。日々の変化をチェックすることは、ダイエットはもちろん、高血圧、脂肪肝などの生活習慣病対策としても重要です。アプリから、日経Goodayの最新記事を読むこともできます(マイドクター会員限定の記事は会員登録とログイン手続きが必要)。

◇     ◇     ◇

 健康管理の基本は「自分の健康状態を正しく把握する」こと、そして「日々の管理を継続する」こと。病気の予兆を早めに知ることにつながります。そのパートナーとして「ヘルス×ライフ」をご活用ください。

ヘルス×ライフ ダウンロードページ

  • Android版:Google Playのページへ
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     日経Goodayでは日々、新しい健康・医療情報をお届けしています。その中で、読者のみなさまが今、最も気になっているテーマ、例えば、「大腸がん」「脂肪肝」「痛風・尿酸値」「男性ホルモン」などに関する多数の記事の“エッセンス”をすばやく知りたい――。そんなニーズにお答えする新サービスを開始します。

     それが「テーマ別特集」です。毎月、読者のみなさまの関心が高かったテーマをチョイスし、特に好評だった記事のポイントを編集部でピックアップしてお届けします。そのテーマ、ジャンルについて知っておくべきことが、この記事を読むだけですべて把握できます。さらに、そのテーマに関する記事一覧もご用意しました。ご活用ください。

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      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

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    「腰が痛い…。腰痛とはかれこれ十数年の付き合いです」――。腰を押さえながら、腰痛の悩みを吐露する人は少なくない。痛みが生じ、仕事や生活に支障が出ている人もいる。「どうにかしたい!」というのが、腰痛持ちの共通した願いだろう。そこで本特集は、そんな腰痛を「どうにかする」方法を紹介していく。解説してくれるのは、「腰痛には必ず原因があり、治せます」と心強い言葉をくれる徳島大学病院病院長・徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学教授の西良浩一氏だ。放っておくと危険な腰痛、痛みの原因を特定するセルフ診断、主な8つの腰痛の特徴や治療法、腰痛を自分で治す運動療法などを学び、腰痛対策を万全にしよう。

    西良浩一(さいりょう こういち)氏 徳島大学病院 病院長、徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学 教授

    1988年、徳島大学医学部卒業、1994年、同大学大学院医学博士。米国アイオワ大学脊椎センター、米国トレド大学脊椎センターに留学。帝京大学医学部附属溝口病院整形外科准教授ののち、2013年に徳島大学運動機能外科学(整形外科)教授。局所麻酔下で行う最小侵襲の脊椎内視鏡手術の新術式を次々に開発。丁寧な問診による原因究明判断とピラティスを応用した運動療法の研究に定評。多くのトップアスリートの腰痛診療を手がける。著書に『運動を頑張らなくても腰痛 坐骨神経痛がみるみるよくなる1分ほぐし大全』(文響社)などがある。

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    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

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      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

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    人生100年時代といわれる昨今、年齢を重ねても生涯現役で仕事をしたり、自立した生活を送ったりするためには、身体活動の基盤となる「筋肉」を維持することが欠かせない。特に、加齢によって衰えやすい筋肉は、意識的に鍛える必要がある。本特集では、「いくつになっても動けるカラダ」をつくるうえで必要な衰えやすい部位の筋力トレーニングを紹介する。

    町田修一(まちだ しゅういち)氏 順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科 教授

    東京学芸大学教育学部卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科を修了、2000年に東京女子医科大学で博士(医学)号を取得。その後、ミズーリ大学コロンビア校・博士研究員、日本学術振興会・特別研究員(PD)、早稲田大学生命医療工学研究所・講師、東海大学体育学部生涯スポーツ学科・准教授、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科・先任准教授を歴任し、2018年4月より順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科・教授。2021年より、順天堂大学医療看護学部および医学研究科ジェロントロジー研究センターの教授(併任)。専門は運動生理学、体力医学、基礎老化学。骨格筋の肥大や萎縮に関する基礎および応用研究に取り組む。

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    筋肉は年齢とともにどんどん薄くなり、たるみやシワの原因になっていた――外からは見えない筋肉の加齢変化を画像診断で見続けてきた医師が、老けない筋肉のつくりかたを突き止めました。体の内側を見る研究で編み出した美腹スクワットと美顔体操は、最速・最小限の努力で結果を出すことができます。

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    人生も半ばを過ぎると、老化と無縁ではいられない。少しでも老化を遅らせ、健康寿命を延ばしたいというのは誰しも願うことだろう。近年では老化研究が急速に進み、老化を進める要因も明らかになってきた。今、その中で注目されているのが「糖化」だ。糖化は、見た目の老化はもちろん、血管や内臓、骨、関節などの機能低下、糖尿病、認知症など多くの病気のリスクも高める。では、糖化を防ぎ“老けない”ために何を実践すればいいのだろうか。本特集では、糖化の最新事情とその対策を、糖化研究の専門家である同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター教授の米井嘉一氏に聞いていく。

    米井嘉一(よねい よしかず)氏 同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター 教授

    1982年慶應義塾大学医学部卒業、1986年同大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学、日本鋼管病院内科、同院人間ドック脳ドック室部長などを経て、2005年より現職。2008年より同志社大学大学院生命医科学研究科教授を兼任する。研究テーマは抗加齢医学、糖化ストレス、内科学。『糖と脂で体は壊れる』(池田書店)ほか著書多数、科学誌「Nature」2025年3月13日号でも研究内容が紹介された。

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    日経Goodayではこれまでに数多くのエクササイズを記事で紹介してきました。そうした中、「エクササイズの部分だけをまとめて見たい」「画面やプリントアウトを見ながらエクササイズしたい」といった声を多数いただきました。そこで、過去に好評だった記事の中からエクササイズだけを抜き出し、より見やすい形にまとめました。パソコンやスマートフォンの画面で見ながら、あるいはプリントアウトしたものを壁に貼って見ながら、気になるエクササイズをより快適に実践してください。

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    年を重ねるとともに衰えがちな「柔軟性・筋力・バランス」などの運動機能。しかし、効果的なトレーニングを重ねることで衰えるスピードを遅くすることができます。今回は3つの運動機能のうち「柔軟性」に焦点を当て、体幹や股関節、ひざの柔らかさを取り戻すためのエクササイズを紹介します。パソコンやスマートフォンの画面で見ながら、あるいはプリントアウトしたものを壁に貼って見ながら、気になるエクササイズをより快適に実践してください。

    >前編 「若見え」姿勢3つのカギ あなたに欠けているのは何? >後編 「筋力」「バランス」の向上に効果的な4つのエクササイズ

    【今回のエクササイズ】体幹・股関節・ひざが硬い人向け「30秒の柔軟性エクササイズ」

    1セット30秒以内のエクササイズ まずは1カ月試してみよう

     年を取るのは避けられないとしても、せめて実年齢以上に老け込んで見えるのは避けたい――。これは男女問わず誰もが願うことだろう。「老け見え」の要因はさまざまあるが、遠目からもすぐ分かるほど特徴的なのは全身のシルエットの変化だ。

     その一例が、体の柔軟性を失って背中や腰が丸くなり、ひざも曲がってピンと伸びなくなった高齢者特有の姿勢だ。この姿勢が定着すると、筋肉がうまく使えなくなって筋力が落ち、体のバランスが偏って不安定になる。だが、逆から考えると、加齢によって衰える「柔軟性・筋力・バランスという3つの運動機能をキープすれば、若々しく見えることも可能になってくる。転倒によるケガで寝たきりになるリスクも減り、健康寿命を延ばすことにもつながるだろう。

    加齢によって衰えやすい3つの運動機能

     前編では「大人の体力テスト」と題し、この3要素の現状チェック法を紹介したが、試してみて、皆さんの結果はどうだっただろうか? 楽々と全項目クリアできた方もいるかもしれないが、「意外とできない項目もあった」と落胆した方もいるのではないだろうか。

     今回は柔軟性・筋力・バランスの3要素のうち、「柔軟性」に焦点を当て、改善のためのエクササイズを紹介する。指南役は、理学療法士でコンディション・ラボ所長の園部俊晴氏。30年以上にわたりトップアスリートを含む多くの人のリハビリテーションに関わってきた専門家の視点から、衰えた部分を持ち直し、体をうまく使うためのアドバイスを聞いていこう。

     なお、紹介するのはどれも1セット30秒以内で済むミニマムなエクササイズだ。少しずつでも毎日続ければ関節がほぐれやすく、より硬くなるのを防ぐことになる。どれも加齢とともに硬くなる部分を改善するエクササイズなので、テストに引っかからなかった人もぜひ取り組んでいただきたい。手始めに1カ月トライし、長続きできる人はもっと時間を延ばして、効果を確認しながら進めよう。

    (図版制作:増田真一)

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