【新日本】初春のオーカーン独占直撃 海野翔太ではなく…王者・後藤洋央紀に物申す「パクリ野郎を処さねば気が済まぬ!」
新日本プロレスを支配するグレート―O―カーンの独占インタビューにまたしても成功した。「NEW JAPAN CUP(NJC)」1回戦(9日、尼崎)ではNJPW WORLD認定TV王者のエル・ファンタズモを撃破し、海野翔太との2回戦(12日、宇和島)に進出。IWGP世界王座(現王者は後藤洋央紀)挑戦へ突き進む余の声を聞くがいい――。
――初戦を突破しNJC優勝待ったなしだ
オーカーン(以下・余)当然の結果である。余は生きてるだけで偉いので最初っから優勝でーす。ファンタズモのベルトに興味はないが、シングル王者を倒したことで弾みはついた。次の海野翔太戦もあってないようなもんじゃ。何しろ前戦(2月11日、大阪)で東京ドームのメインイベンターを10分で仕留めた余だからな。2人はなんで負けたか明日までに考えておいてください。
――あれがマグレだと思われたのか、NJCでは海野の方がシードに
余 無礼者! ヤロウ…タブー中のタブーに触れやがった。新日本のトーナメントやカード編成に文句を言うなんてもうさァッ無理だよ、どんなルールで決めてるかわかんないんだからさァッ。どんな不思議な組まれ方でも要は全員倒せばいいわけで、不平不満は優勝する自信がないヤツが口にするものじゃ。大丈夫、僕、最強だから。
――無礼をお許しください。何と寛大なお心
余 どういう策略かは知らん。海野がパパに泣きついて、余が1回戦で王者と戦った後ならギリギリで勝てるかもしれないみたいなお願いを聞いてもらったのかもしれん。仮にそんなワガママが通っていたとしても、お前がおれに勝てるわけねぇだろうが!
オーカーンに敗れ、自ら頭を丸める海野翔太
――丸刈りになって以降、海野は姿を消している
余 ふざけんのも大概にSayよ! 休みに休んで、体力を温存してどんな手を使ってでも余を倒し復活の印象を付けたいんじゃろうが…もちろん俺らは抵抗するで? 拳で。そもそも2回戦から策を弄する海野と違って、余は優勝しか見ておらん。後藤にも言いたいことがあるしな。
――NJCに優勝すればIWGP世界王座挑戦権が手に入る
余 余はIWGP世界王座を取ったら、棚橋(弘至)と永田(裕志)と防衛戦をやりたいと何度も言ってきた。そのアイデアを完全にパクられたじゃろ。ザック・セイバーJr.に勝ったのは確かに素晴らしいよ。しかし、その挑戦権は一体誰のおかげで得たものなのか。
――KOPWを封印して誕生させた挑戦権争奪ランボーに勝った…つまり余のおかげだと
余 うむ。しかも最初に入場して最後まで戦い抜いた余から勝利をかすめ取ってな。かくなる上は、余がNJCを勝って、正当な挑戦者としてあのパクリ野郎を処さねば気が済まぬ。
――パクられたかはさておき、やりたいことは先にやられてしまった
余 今後誰かが同じ過ちをしないためにも、ここは徹底的に叩くのが正解。こっちもパクってオーカーン革命を起こすしかない。
――つまりどういうことだってばよ
余 後藤革命によって棚橋や永田といった上の世代が、再びIWGP世界王座戦線に帰ってきた。であれば、余が王者になり、チャンピオンベルトの価値を高めるためにも、王者による完全指名制で新日本からの謎カード編成の余地なく、新世代同士のIWGP戦を実現させようと思う。他団体を見ても若い王者が出てきている。新日本だけが時代に逆行しているのは是正せねばならん。
――オーカーンは新世代には見えないが
余 たわけが! 余がすごすぎて感じ取れないだけで、余は2018年デビューだからキャリアは海野や辻(陽太)と同じ。【宣戦布告】全レスラーに告ぐ。オーカーンが通るから道をあけろ。俺ら新世代組が新日本を獲る。
――無礼をお許しください。やはりオーカーンこそが新時代の覇者だと
余 永田がNJC期間中(15日、名古屋大会)にIWGPに挑戦したり、客が納得しないことを繰り返しても客の心はつかめん。ここに来て新日本が〝殿様商売〟のようになってきたのは、後藤が王者になったからじゃろうな。確かに後藤が王者になったことは素晴らしいが、ノアのOZAWAがベルトを取った時のような世間に届くようなショックは起こせてない。余が支配者として殿(後藤)を処し、プロレス界に真の革命を起こすその前に! ひれ伏せっ愚民ども!