「ミャクミャク以外の印象はあんまり…」前売り券の販売は目標の6割程 大阪・関西万博が映し出す時代とは【風をよむ・サンデーモーニング】
3週間後に迫った大阪・関西万博。大阪では55年ぶりとなる今回の万博は、今の時代をどう映し出すのでしょうか。
PR活動などに使う費用を約29億円、増額も…入場券の前売りは目標の約6割
東京・豊洲。赤と青のLEDライトを搭載した500機のドローンが夜空に描いたものは、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」です。
4月13日の開幕まで1か月をきった万博。
158の国と地域、国際機関が参加して、夢洲を舞台に半年間開催されます。
ドジャースの佐々木投手から表敬を受けた石破総理は...
石破茂 総理大臣 「この(ミャクミャクの)青はドジャースのチームカラーと同じ。関西万博をぜひ宣伝して広める機会にしていただければとてもありがたい」
3月19日に開かれた超党派の議員連盟の会合でも…
森山裕 万博議連会長 「だんだん万博の機運が盛り上がってきている。国家プロジェクトでございますから」
万博の機運を盛り上げようとPR活動などに使う”機運醸成費用”は、2024年12月、当初の40億円から約29億円増額されました。
ところが入場券の前売り販売は12日時点で約821万枚と目標の6割弱。
街の声も..
「私は本当にそんなに知らなくて、ポスターを目にしたりとか、そのくらいしか知らないです」
「(ミャクミャク)その印象が強くて、それ以外はあんまり(知らない)」
こうした状況について大阪府の吉村知事は...
万博協会副会長 吉村洋文 大阪府知事 「『行きたい』『おもしろそう』が伝わって初めてチケットをどうやって買うのかにつながる。中身を伝えるのが非常に重要」
改めて、中身をアピールすることの重要性を訴えました。