これぞフラッグシップ。「HUAWEI Watch Ultimate 2」は“世界初”のスマートウォッチだ

Photo: 三浦一紀

本日(2025年11月18日)、HUAWEIはスマートウォッチのフラッグシップモデルの新製品「HUAWEI Watch Ultimate 2」を発売しました。新製品発表会で実物を見てきましたので、インプレッションをお届けします。見た目もフラッグシップらしい堂々とした佇まいですが、機能面も他を凌駕していますよ

スポーティで軽快なデザイン

Photo: 三浦一紀

まずはデザインから。本体は非晶質ジルコニウムを使用したリキッドメタルボディとなっており、高い耐久性と耐腐食性能を実現。風防は透明度が高く傷付きにくいサファイアガラスとなっています。

ディスプレイは1.5インチのLTPOディスプレイで、最大輝度は3,500ニトとなっており、屋外での視認性もバツグンです。

一見重そうに見えますが、実際に腕に着けてみると軽く感じます。八角形のベゼル部分が中空構造となっているのがポイント。これにより、軽量かつ高強度を実現しています。

Photo: 三浦一紀

最初見たときは、「普段使いには少々大げさすぎるかな」と思ったのですが、実際着けてみるとそれほど主張は激しくない感じ。特にブラックモデルは、日常使いにもしっくり来ます。

Photo: 三浦一紀ブラックモデルPhoto: 三浦一紀ブルーモデル

ブラックとブルーの2色展開ですが、両モデルともダイビング用のエクステンションベルトが付属。またブルーモデルのみチタンベルトが付属します。

ベルトは、フルオロエラストマー素材。これが柔らかくて着け心地がいいんですよね。付け外しもしやすくて、個人的に好きなベルトです。

“世界初”に“史上初”の高性能

Image: HUAWEI

なんかダイバーズウォッチっぽいなー」と思った貴方、するどい。実はかなりダイビング機能が充実しているんです。なんと、水深150mのダイビングに対応しています。もちろんこれは世界初。本体内部には3層の防水フイルム機構を採用。また、海水にも耐えられる耐腐食コーティングを施すことで、高い防水性能を実現しています。

しかも、水圧感知式自動防水機構により、約30mの深さから圧力を感知し、自動で防水機構を強化するといった機能も。それでいて、マイクやスピーカーといったオーディオ機能も使えるのだから、すごい。

Image: HUAWEI

また、史上初の「水中ソナー」機能も搭載。HUAWEI Watch Ultimate 2ユーザー同士をあらかじめパートナーに設定しておけば、水中で30m以内にいる仲間にテキストや絵文字を送ることができます。その上、緊急時はSOSの送信も可能。近くの仲間からさらに1回転送可能なので、最大60mまでSOSを届けることができます。

ダイビング機能だけではなく、ゴルフやランニングなどの各種スポーツ機能も充実。高い堅牢性のボディと高い機能は、まさにUltimateといえるでしょう。

その他の機能もUltiamte

Photo: 三浦一紀側面中央にあるのがX-TAP

ヘルスケア機能も進化。本体横にはECG電極とPPG測定、そして圧力センサーを一体化した「X-TAP」を配置。ここに指先を当てることで、さまざまなヘルスケアデータを取得できます。もちろん、本体裏面のセンサーからもデータを取得しているので、手首と指先でさらに精度の高いモニタリングが可能です。

Image: HUAWEI

通信機能では、eSIMに対応しているので、スマートフォンなしでの通話が可能(もちろんキャリアとの契約は必要ですよ)。AIノイズキャンセリング技術が搭載されているので、通話もかなりクリアです。

おもしろいのが、アクションカメラのInsta360との連携。Bluetoothで直接接続し、HUAWEI Watch Ultimate 2からInsta360を起動するといったことも可能です。また、Insta360で撮影したムービーに、HUAWEI Watch Ultimate 2の水深データなどを追加することもできます。

海人最強スマートウォッチ本日から発売開始!

正直、書き切れないくらいいろんな機能があって、これを全部使いこなせる人はいないかなと思うのですが、ひとつ言えることは、「海に潜る人にとっては最強」ということ。もちろん、その他のスポーツをする人も、スポーツをしない僕みたいな人も、日々の健康管理という面においても最強なスマートウォッチだと思います。

発売は本日2025年11月18日から。お値段はブラックモデルが14万1680円(税込)、ブルーモデルが17万4680円(税込)となっています。

Photo: 三浦一紀

普段使いならブラックかなーとも思うんですが、ブルーもなんだかスポーティでいいんですよね。写真だと結構ごつく見えるかもしれませんが、実際見てみるとかなり洗練されたデザインで、グッときます。一度店頭で腕に着けてみることをオススメします。

Source: HUAWEI

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