OpenAIがAI認定資格を発表、「ChatGPT」内で勉強から取得まで完結(CNET Japan)

 「ChatGPT」開発元のOpenAIは先週、AIを活用した求人プラットフォームと、「OpenAI Academy」を通じて提供する新たな認定資格プログラムを発表した。 【画像】AI生成画像か本物か--17問の画像クイズに挑戦  2026年に開始予定の「OpenAI Jobs Platform」は、AIを使って求職者と雇用主を結びつけるというもの。同社によると、このシステムは労働者のスキルと企業のニーズをより的確に合致させるという。Microsoft傘下のLinkedInと直接競合する可能性がある。  OpenAIはまた、認定資格プログラム「OpenAI Certifications」を導入する。このプログラムでは、基本的なAIリテラシーからプロンプトエンジニアリングのような高度な専門分野まで、さまざまな資格を提供する。これは4月に一般公開されたOpenAI Academyを拡張するものだ。OpenAI Academyは、AIについて学ぶためのリソースやワークショップを見つけるのに役立つ無料のオンライン学習プラットフォーム。  ユーザーはChatGPTに組み込まれた学習ツールで資格取得の準備ができ、アプリを離れずに取得まで完了できる。同社は、2030年までに1000万人の米国人に認定資格を授与することを目指すとしている。  OpenAIのアプリケーション担当CEOであるFidji Simo氏は発表の中で次のように述べた。「われわれは、AIとそれがもたらす力を、できるだけ多くの人々の手に届けたいと考えている。しかし、その人々がAIを使って生産性を高め、身の回りの世界を形作り、新たな方法で自らの運命を切り開く方法を理解できるようにすることも重要だ」  AIリテラシーは、多くの業界で急速に必須の条件となりつつある。認定資格やトレーニングの人気は高まっており、さまざまな企業がこの動きに参入している。Googleは無料のトレーニングコースと99ドル(約1万5000円)の認定試験を提供している。LinkedInは最近、AIを活用した新しい求人検索ツールを導入したほか、求職者に職場でのAI活用法を教えるコースも提供している。 この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japan
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