古江彩佳が6位で最終日へ 山下美夢有23位に後退 ミランダ・ワン単独首位
◇米国女子◇FM選手権 3日目(30日)◇TPCボストン(マサチューセッツ州)◇6598yd(パー72)
順延となっていた第2ラウンド(2R)に続き決勝ラウンドに入り、予選を通過した74人全員が第3ラウンド(3R)を完走した。ツアー未勝利のミランダ・ワン(中国)が「65」をマークし、後続に3打差をつける通算18アンダー単独首位で最終日に入る。
13人が出場した日本勢は9人が予選を通過。9位で3Rに進んだ古江彩佳が7バーディ、1ボギーの「66」でプレーし、13アンダー6位で最高位につけた。昨年「エビアン選手権」に続くツアー3勝目へ5打差を追う。
古江は前半6番までに3バーディを先行。「いい集中力でしっかりチャンスにつけられたりバーディとれたり、いいリズムでできた」と流れを作った。「ラッキー」と振り返る後半13番では、グリーン右のガードバンカーから打った3打目をカップインさせ「久しぶりにバンカーから入ってくれてうれしかった」と笑顔。後半に4バーディを重ね、逆転優勝へ望みをつないだ。
同じく9位から同組でプレーした竹田麗央は「69」で回り10アンダー10位で最終日へ。9アンダー13位に「66」の岩井明愛と「69」の畑岡奈紗。8アンダー19位に岩井千怜と馬場咲希。7アンダー23位に、9位スタートから「72」で後退した山下美夢有がつける。西郷真央と勝みなみが3アンダー53位で続いた。
2Rを終えて、渋野日向子と吉田優利はイーブンパー、西村優菜は2オーバー、笹生優花は4オーバーで予選落ちした。
ワンに3打差の15アンダー2位にローズ・チャンとキム・セヨン(韓国)。14アンダー4位に世界ランキング1位のジーノ・ティティクル(タイ)とアンドレア・リー。大会連覇のかかるユ・ヘラン(韓国)は山下と並ぶ23位で最終日に入る。
<日本勢の成績> 6T/-13/古江彩佳 10T/-10/竹田麗央 13T/-9/岩井明愛、畑岡奈紗 19T/-8/岩井千怜、馬場咲希 23T/-7/山下美夢有 53T/-3/西郷真央、勝みなみ (以下、予選落ち)
108T/+2/西村優菜 124T/+4/笹生優花