【広島】新井監督 矢野雅哉とファビアン激突の決勝エラーを擁護「誰も責めることはできないかな」
広島は30日の阪神戦(マツダ)に2―5で敗れた。先発・森下暢仁投手(27)が8回3失点(自責1)の粘投も不運に泣いた。1―1で迎えた5回の守備。二死一、三塁で森下の平凡な外野への飛球を左翼・サンドロ・ファビアン外野手(27)と遊撃・矢野雅哉内野手(26)が激突し、落球(記録は遊撃失策)。思わぬ形で2点の勝ち越しを許し、阪神先発・村上との投手戦に屈した。以下、新井貴浩監督(48)の試合後の主な一問一答。
――5回に逆転を許した後も、森下が8回まで投げさせた
新井監督 そうやね。球数的にもいけたし。打ち取ったあたりが、ああいう感じ(2点適時エラー)になったので、本人も悔しいと思うので「行きなさい」ということで、いかせました。
――5回、矢野とファビアンが激突した場面は
新井監督 結構(飛球が)高くあがっていたし、誰も責めることはできないかなと思います。
5回、打球を追って衝突した広島・ファビアン(右)と矢野雅哉
――ファビアンは7回の守備から交代。衝突に何か異変が?
新井監督 大事をとってということ
――病院に行った?
新井監督 一応、大事をとって(病院に)検査に行ってという。あくまでも大事をとってことだから。本人は「全然、大丈夫」と言っている。
――阪神・村上に先制まではしたが、その後は好機をつくれず
新井監督 いい形で先制して、最後も(9回)諦めることなく得点したので。また明日、しっかり頑張りたい。