【日経賞】(中山)先行したマイネルエンペラーが後続の追撃を凌ぎ切り重賞初制覇|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
中山11Rの第73回日経賞(4歳以上GII・芝2500m)は2番人気マイネルエンペラー(丹内祐次騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分36秒1(稍重)。クビ差の2着に5番人気チャックネイト、さらにクビ差の3着に1番人気アーバンシックが入った。
マイネルエンペラーは栗東・清水久詞厩舎の5歳牡馬で、父ゴールドシップ、母マイネテレジア(母の父ロージズインメイ)。通算成績は20戦5勝。
レース後のコメント 1着 マイネルエンペラー(丹内祐次騎手)
「(初コンビでしたが)乗りやすいと聞いていたので、不安はありませんでした。今日は4コーナーで先頭、あるいはいつでも動ける位置に行こうと思っていました。思ったよりも前めが取れたので、問題なく運べました。こういう馬場も得意だと思います。力をつけていると思いますし、乗りやすいですから課題も特にありません。今日のようなレースができれば、上でも勝負になると思います。(3200mでも大丈夫ですか? の問いに)次の騎乗依頼をキリンになって(首を長くして)待ちます!」
(清水久詞調教師) 「(手応え良く直線に入っていったので、こういう得意の馬場でしたし、押し切ってくれないかと観ていました。オープンに上がるのには時間がかかりましたが、今、充実期に入っています。残っていた緩さも徐々に解消してきていて、もうひと伸びできそうな感じです。距離が延びてもかかることはありませんし、操縦性が良いので問題ないと思います。天皇賞(春)も目標のひとつです。今日は力のいる馬場も味方したと思いますが、良馬場でも走れる馬です」
2着 チャックネイト(J.モレイラ騎手) 「この馬場でもリズム良く手応え良くゴールできました。重い馬場は得意なのだと思います。今日はタフさを見せてくれましたし頑張りました」
3着 アーバンシック(C.ルメール騎手) 「いい競馬をしてくれましたしよく来ましたが、馬場がすごく重くて最後は大変でした。休み明けでしたがいい競馬をしてくれましたし、今後に向けて問題はありません」
4着 リビアングラス(松山弘平騎手) 「大外枠も今日は良かったですし、1コーナーで馬場のいいところを通れて、すごくいい形になりました。馬場の悪いところを通ると走りづらそうでしたが、最後まで頑張ってくれました」
5着 マイネルクリソーラ(菅原明良騎手) 「しぶとく脚を使ってくれました。もう少し強気に行っても良かったかもしれません」
6着 ヴェルミセル(津村明秀騎手) 「ただ1頭の牝馬でしたが頑張りました。この馬場も大丈夫でした。これからも楽しみです」
7着 マイネルウィルトス(横山武史騎手) 「9歳馬でもよく来てくれました。もうひと踏ん張りできたかもしれませんが、この歳でここまで来ているのですから頭が下がる思いです」
10着 ハヤヤッコ(吉田豊騎手) 「こんな馬場はこの馬には良いなと思っていましたが、右回りだとモタれてしまいますし、最後は狭くなってしまいました。9歳ですがまだまだ頑張れると思います」
12着 シュヴァリエローズ(清水久詞調教師) 「この馬にとっては、かわいそうな馬場でしたね。ジョッキーがドロドロになって帰ってきてましたから」