ついに日本代表が王国を破る日が…決勝点のFW上田綺世、W杯優勝を「目指せる場所にいる」
[10.14 キリンチャレンジ杯 日本 3-2 ブラジル 味スタ]
歴史的勝利に導く決勝点が生まれたのは後半26分、左サイドからMF伊東純也が蹴ったCKにFW上田綺世が飛び込む。豪快なヘディングシュートはGKの手を弾いてゴールネットに収まった。
「なかなか前半からチャンスは作れなったけど、伊東選手からいいクロスが上がっていたので、チャンスが増えている感覚もあったので、取れる自信はありました」 日本代表のエースは「特別嬉しい」と言ってはにかんだ。 国際親善試合だがいつもとは確実に違う、本気で勝利だけを目指した一戦だった。サッカー王国と呼ばれるブラジルにはこれまで2分11敗。それも力の差を見せつけられる敗戦が多く、日本サッカーにとってブラジルは高い壁であり続けた。 ワールドカップ優勝を本気で掲げる日本代表にとって、この日の勝利はどんな意味を持つのか。上田も「もちろんチームと同じ優勝です」と来年行われるW杯について高らかに宣言。「約束はできないけど」と前置きはしたものの、「そこを目指して成長している。そこを目指せる場所にいると思います」と沸き上がる自信を伺わせた。●2026ワールドカップ(W杯)北中米大会特集▶日本代表の最新情報はポッドキャストでも配信中