カタール、サウジアラビアのW杯出場が決定!! “開催国”としてアジアプレーオフ勝ち抜く

カタールが2大会連続でW杯へ

 北中米W杯アジアプレーオフは14日、最終節を行い、A組首位のカタールとB組首位のサウジアラビアがW杯出場権を獲得した。A組2位のUAEとB組2位のイラクは11月、アジア代表決定戦に臨み、ホーム&アウェーの勝者が来年3月に行われる大陸間プレーオフの出場権を獲得する。

 A組最終節はカタールとUAEが対戦した。カタールは勝たなければ2位に回るという条件だったが、後半4分にFWアクラム・アフィフのFKからDFブアレム・フーヒがヘディングシュートを決めて先制点を奪うと、同29分にDFペドロ・ミゲルが追加点。最後はFWスルタン・アディルに1点を返されたが、2-1で勝利し、1勝1分でW杯出場権を獲得した。

 カタールは開催国だった前回2022年大会に続いて2大会連続2度目のW杯出場。予選突破でのW杯出場は史上初の快挙となった。  B組最終節はサウジアラビアとイラクが対戦した。サウジアラビアは総得点の差により引き分け以上で首位突破が決まるというなか、ボールを握りながら試合を展開。イラクに極力シュートを打たせずに拮抗した試合を続けると、0-0での引き分けに持ち込み、1勝1分でW杯出場権を獲得した。  サウジアラビアは3大会連続7回目のW杯出場。いずれの組もFIFAランキング最上位のポット1で、アジアサッカー連盟(AFC)からホーム開催権を与えられた国が突破を果たした。またポット2のUAEとイラクが揃って大陸間プレーオフの出場権を争う形となった。  プレーオフの順位、結果は以下のとおり。

[グループA](開催地:カタール)

1.カタール(4)+1 2.UAE(3)0 3.オマーン(1)-1

第1節

2025年10月8日(水) オマーン 0-0 カタール [ドーハ]

第2節

10月11日(土) UAE 2-1 オマーン [ドーハ]

第3節

10月14日(火) カタール 2-1 UAE [ドーハ]

[グループB](開催地:サウジアラビア)

1.サウジアラビア(4)+1 2.イラク(4)+1 3.インドネシア(0)-2

第1節

2025年10月8日(水)

インドネシア 2-3 サウジアラビア [ジッダ]

第2節

10月11日(土) イラク 1-0 インドネシア [ジッダ]

第3節

10月14日(火) サウジアラビア 0-0 イラク [ジッダ]●2026ワールドカップ(W杯)北中米大会特集▶日本代表の最新情報はポッドキャストでも配信中

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