永峰咲希が5年ぶり3勝目に涙 木戸愛との“死闘”プレーオフ制す
◇国内女子◇資生堂・JAL レディスオープン 最終日(6日)◇戸塚CC西C(神奈川)◇6766yd(パー72)◇晴れ(観衆6174人)
永峰咲希が通算9アンダーで並んだ木戸愛とのプレーオフを3ホール目パーで制した。気温32.5度と厳しい暑さの中、2020年のメジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」以来、5年ぶり3勝目をあげて涙を流した。
優勝インタビューでは「本当にこの4日間、暑さで何度も倒れそうになる瞬間もあったけど、たくさんの方の応援のおかげで前を向いて頑張ることができました。30歳になってやっと一勝することができたので、まだまだ若い子たちに負けないように前を向いて頑張っていきたいと思います」と途中言葉を詰まらせながら歓喜した。
首位タイから出た永峰は正規のホールを2バーディ「70」でプレーした。メジャー優勝による3年のシードは23年から行使しており、今シーズンが最後の年だった。
木戸も正規のホールを「70」でプレーした。2012年「サマンサタバサレディース」以来、ツアー最長ブランクとなる12年349日ぶりの優勝を逃した。
通算8アンダー3位に年間ポイントレース(メルセデスランキング)でトップを走る、前週優勝の佐久間朱莉と金澤志奈が並んだ。7アンダー5位に荒木優奈、今季1勝の工藤遥加が続いた。
前年覇者の桑木志帆は3バーディ、2ボギーの「71」で回って通算2アンダー14位で大会を終えた。
<最終成績> 優勝/-9/永峰咲希 2/-9/木戸愛 3T/-8/金澤志奈、佐久間朱莉 5T/-7/工藤遥加、荒木優奈 7T/-5/小祝さくら、サイ・ペイイン 9T/-4/蛭田みな美、ウー・チャイェン