「女性の心理がわからなくて…」女心が知りたくて心理学研究会へ その知識で人事のエキスパート、そして健康保険組合のプロに 藤田美智雄のターニングポイント

県外で活躍する青森県民を紹介する【Turning Point】。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのか第136回のストーリーは、弘前市出身で株式会社バリューHRの代表取締役社長・藤田美智雄さん。 【写真をみる】藤田さんの幼少期〜学生時代 東京都内に本社がある健康管理サービスと健保の設立・運営支援のリーディングカンパニーであるバリューHR。 創業者の藤田さんは現在、代表取締役社長を務めている。 ■一人っ子で甘やかされて成長 周囲の優しさが自身の原点 藤田さんの原点は、忙しく働く母の代わりに優しく見守ってくれた親戚や祖母にあるという。 藤田美智雄さん 「一人っ子で甘やかされて育った中で、親戚も含めて周りの大人たちも子どもには優しいんです。そういう優しさを感じてきて、それが多分、今の原点になっていると思うんです」 柔道や応援団に打ち込むことはあったが、勉強はしなかった学生時代。 しかし、漠然と将来は商売や貿易商をやりたいと考えていたので、上京して大学は商学部へ進んだ。 藤田美智雄さん 「大学の商学部に貿易コースみたいなのがあったので入りましたが、英語も難しいし、第3外国語も難しい。夢に向かってはいたけども、全然進歩なく過ごしていた」 そんな大学時代、付き合っていた女性がきっかけで心理学研究会に入る。 ■女心を知りたくて学んだ“心理学”で人事のエキスパートに 藤田美智雄さん 「付き合っていても女子学生は急にスパッと「別れましょう」と終わりを迎えて、その後、急に冷たくなる。女性の心理がわからなくて、それが知りたいので心理学研究会に入れば、わかるんじゃないかと」 研究会で学んだことを活かし、同級生に少し遅れて就職活動を開始。外資系会計事務所に人事として内定をもらった。 藤田美智雄さん 「自分で気がつかないうちにそっちに進んでいっているような、導かれてるような気もしました」 その後、人事のエキスパートとしてヘッドハンティングで転職。そこで、健康保険組合の設立を命じられたことで、バリューHRの立ち上げにつながる。

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