ぜんぶ触った、ぜんぶ見た! ギズライターが歴代iPhoneシリーズの「ガチ成績表」を作ってみた
ぜんぶ触った、ぜんぶ見た。
日本にiPhoneが上陸して、もう17年が経過しました。僕は、ギズモード・ジャパンにライターとして参加してから、ほぼ全ラインアップをリアルタイムで体験してきました。個人的には2年に1回、新しいiPhoneに買い換えています。
そこで、歴代iPhoneそれぞれの想い出と共に、性能や当時のインパクトなどを含めて評価していきたいと思います。あくまでも僕の個人的な評価ですので、みなさんと意見が違うかもしれませんが、そこはご容赦願います。
評価は各項目★5点満点となっております。みなさんの評価と照らし合わせて楽しんでいただければ幸いです。ちなみに初代iPhoneは2007年6月29日に登場。日本での発売はありませんでしたが、個人輸入をする方も多かったんだとか。
iPhone 3G(2008年7月発売)
Image: Apple記念すべき日本初上陸のiPhone。iPhone 3G発売時はソフトバンクのみの取り扱いで、
Photo: ギズモード・ジャパン僕は当時のギズモードゲスト編集長のいちるさんと、ライターの武者さんと一緒に、徹夜でソフトバンク表参道店に並びました(今はなき原宿駅前の歩道橋の下あたりにいましたね)。
今でも、そのとき購入したiPhone 3Gは家にあります。
Photo: 三浦一紀解像度は粗いし、できることは少ないのですが、「これがスマートフォンか!」と非常に興奮しました。ただ、「これ何に使えるんだ…?」と思っていたのも事実。当時はiモードや写メールを始め、携帯電話の機能が充実していましたから、このダイヤルボタンがない「電話機」はどういうものなのかわかりませんでした。
しかし、この後スマートフォンはマストアイテムとなっていきます。やはり、初代のインパクトは強烈でした。iPhoneの快進撃が始まる記念すべき機種です。デザインは今見てもかわいいし、素晴らしいですね。
デザイン:★★★★★
カメラ:★★
総合:★★★
iPhone 3GS(2009年6月)
Image: AppleデザインはiPhone 3Gを踏襲しているものの、処理性能が大幅アップ。カメラの解像度が300万画素にアップ、動画撮影対応、そして(通信キャリアの対応はまだでしたが)テザリングも使えるようになりました。
iPhone 3Gは様子見だった人たちも、スマートフォンがどういうものかなんとなく理解して、この機種でiPhoneデビューしたケースも多々見られました。本格的にiPhoneが認知された機種と言ってもいいでしょう。
デザイン:★★★★★
カメラ:★★★
総合:★★★
iPhone 4(2010年6月)
Image: shutterstockiPhone 3G/3GSからデザインを一新。背面の丸味がなくなり、強化ガラスを使った平面に。全体的にちょっと小さくなりました。
ハードウェア的には、ディスプレイの解像度がアップ。「Retinaディスプレイ」が初めて搭載されました。解像度は960×640。また、FaceTimeのビデオ通話のためにインカメラを搭載。
ブラックとホワイトがラインアップされていましたが、ホワイトだけ塗装の問題か何かで大幅に発売が遅れてましたね。ホワイト狙いの人がやきもきしていました。
初代のデザインもよかったけど、このカクッとしたデザインも手に馴染んでよかった印象があります。
デザイン:★★★★
カメラ:★★
総合:★★★
iPhone 4S(2011年10月)
Image: AppleiPhone 4の次の機種。「S」は「Siri」の頭文字。そう、Siriが初搭載された機種がこのiPhone 4Sです。カメラの画素数は800万画素にアップ。グラフィック描写性能も大幅にアップし、ゲームがヌルヌル動く! と興奮した想い出があります。
ただ、見た目はiPhone 4とほぼ同じだったので、iPhone 4を持っている人は買い換えをそれほどしていなかったように感じました(僕もそうですが)。
この機種から、auでの取り扱いが始まります。ソフトバンク独占時代は終了。ギズモード編集部も、発売日は二手に分かれて店舗に並びました。
なお、iPhone 4s発表日の翌日に、スティーブ・ジョブズが死去。彼の置き土産となりました。
デザイン:★★★★
カメラ:★★★
総合:★★★
iPhone 5(2012年9月)
Image: Apple歴代iPhoneのなかでも人気の機種。ディスプレイサイズがこれまでの3.5インチから4インチにアップし、やや縦長に。そして、Lightningコネクタが初登場となりました。
カメラ性能がアップし、動画のHD撮影が可能に。また、LTEにも対応しました。
Photo: ギズモード・ジャパン通信速度を実験している当時の様子…このiPhone 5のデザインはなかなかに秀逸で、僕も気に入っておりました。ただ、バッテリーがちょっと弱かったのか、使用2年目の後半にはバッテリーがほとんど持たず、外付けバッテリーを常時繋げて使っていました。
デザイン:★★★★★
カメラ:★★★
総合:★★★★
iPhone 5s(2013年9月)
Image: AppleデザインはiPhone 5と同じですが、かなり機能は刷新。指紋認証のTouch IDが搭載され、ボタンを押さずに指を乗せるだけでロック解除や、iTunes StoreやApp Storeでの購入が可能に。カメラのセンサーサイズもやや大きく、レンズも明るくなったため、画質も向上しています。
また、この機種からNTTドコモもiPhoneの販売を開始しました。これで3キャリア揃い踏み。発売日当日は、ギズモード編集部は3班に分かれ購入。僕は、深夜に並んでいるメンバーのノートPCの充電や救援物資(飲食物)を届ける役目を仰せつかり、クルマで都内をグルグル回ってました。
なお、背面がカラフルなポリカーボネート素材のiPhone 5cも同時発売となっています。
デザイン:★★★★★
カメラ:★★★
総合:★★★★
iPhone 6 / 6 Plus(2014年9月)
Photo: 三浦一紀 iPhone 6iPhone 4/5のデザインから刷新。やや角が丸味を帯びたフォルムになり、画面サイズも4.7インチに。色味がより正確な「Retina HD Display」が搭載されました。
NFCに対応したのもこの機種から。しかし、日本標準の形式には非対応のため、おサイフケータイとしてはまだ使えませんでした。
iPhone 4/5の角張ったデザインが大好きだった僕としては、この丸味を帯びたデザインがちょっと苦手だと感じていました。ただし、薄形化されたことで持ったときのフィーリングがよく、画面も見やすくなっておりお気に入りの機種となりました。
Photo: 三浦一紀 iPhone 6 Plusなお、5.5インチの大画面を搭載したiPhone 6 Plusも同時発売。こちらはカメラに光学式手ぶれ補正が付いていました。やや大柄でしたが、大画面のよさに惹かれて、僕はこちらを愛用していました。
デザイン:★★★
カメラ:★★★
総合:★★★
iPhone 6s / 6s Plus(2015年9月)
Image: Apple写真はiPhone 6sデザインはiPhone 6とほぼ同じですが、やや本体の厚みが増し重くなりました。ただそれだけではなく、いろいろ新機能も搭載されています。
まずは、画面をタッチしたときに押した感触を擬似的に再現する「3D Touch」。これにより、画面タッチ時の操作に幅が出ました。今では当たり前の機能になっていますね。
カメラの画素数は従来の800万画素から1200万画素にアップ。そして、長らくこの1200万画素がiPhoneのカメラの画素数に固定されます。高画素よりも高画質を狙ったのでしょうか。
大画面バージョンのiPhone 6s Plusも同時発売しました。また、2016年3月には廉価版である「iPhone SE(第1世代)」も発売されています。
デザイン:★★★★
カメラ:★★★★
総合:★★★★
iPhone 7 / 7 Plus(2016年9月)
Image: Appleデザイン的には、iPhone 6/6sを踏襲。しかし、性能的にはけっこう変更が加えられています。
まずは、ステレオスピーカーの搭載。これにより、iPhone単体で音楽や動画を試聴したときに、広がりを感じられるようになりました。iPhoneって、実はスピーカー性能結構いいんですよね。画面全体が鳴っている感じで、個人的に好きなんですが。
Photo: 高橋真紀ただ、本体底面にステレオスピーカーを配置した結果、イヤホンジャックが廃止となりました。これには有線イヤホン派は戸惑いました。付属するearPodsはLightningコネクタのものに変更。なお、AirPodsもちょっと前に発売されたので、「ワイヤレスにしようよ」ってメッセージだったのかもしれません。
Photo: 三浦一紀より大画面のiPhone 7 Plusも同時発売。こちらは、カメラが広角と望遠の2つのレンズ構成となりました。ここから、複数レンズ搭載モデルが標準的な仕様となります。
僕は上の写真の通り、iPhone 7 Plusを手元に残しています。なんか壊れないんですよね(笑)。今は、お風呂でYouTube見たり音楽聴いたりする用として余生を過ごしております。
デザイン:★★★★
カメラ:★★★★
総合:★★★★
iPhone 8 / 8 Plus(2017年9月)
Image: Apple左がiPhone 8 Plus、右がiPhone 82017年は、ちょっとイレギュラー。iPhone発売10周年ということで、2シリーズ同時発売です(iPhone 8シリーズとiPhone X)。まずはレギュラーラインのiPhone 8。デザインはiPhone 7シリーズを引き継いでいますが、背面もガラス素材になり、前面・背面ともに強化ガラスへと変更。側面はアルミ合金になり堅牢性がアップしています。
Photo: 三浦一紀 iPhone 8 Plusディスプレイは、環境に応じて色温度が変化する「True Tone」を採用。ステレオスピーカーも強化されて、よりズンドコな音に(低音が強くなった)。
そしてそして、ワイヤレス充電対応&おサイフケータイに対応! これは大きな進歩です。
大画面モデルのiPhone 8 Plusは、カメラに「ポートレートモード」が搭載されました。また、動画撮影時に4K 60fpsに対応。
デザイン的には大きな変化はないものの、機能的にはかなり今のiPhone並みに揃ってきました。
デザイン:★★★★
カメラ:★★★★
総合:★★★★
iPhone X(2017年9月)
Image: AppleiPhone 8 / 8 Plusの発表時に「One More Thing」として同時発表された機種です。これがiPhone10周年モデルであり、この後のメインストリームとなる機種となりました。
デザイン的には、ホームボタンが廃止され全画面液晶に。液晶サイズは5.8インチ。ホームボタンがないことに戸惑いも感じましたが、上スワイプでアプリ切り替えやホーム画面に戻るという動作は、慣れてしまえばスムーズでした。
Photo: 小暮ひさのりまた、顔認証の「Face ID」が初搭載。ギズモード編集部では、いろいろな変装をしたりして、Face IDの性能テストなんかもしましたね。アニ文字もこの機種から搭載。
背面のレンズは、広角と望遠の2つ。どちらとも光学式手ぶれ補正がつきました。
デザイン:★★★
カメラ:★★★★
総合:★★★(3.5)
iPhone XS / XS Max(2018年9月)
Photo: 三浦一紀 写真はiPhone XSiPhone Xのマイナーアップデート版といった印象。僕はiPhone XSを購入しましたが、なんかこうしっくりこなかったというか…。全体的につるんとした印象でしたね。この時期、やけにiPhone 5のことを思い出してセンチな気分になっていた記憶があります。
性能はiPhone Xよりアップしているものの、機能的に大幅なアップデートはなし。写真機能が若干賢くなっているくらいかな。ディスプレイの色味がより正確になったのは、写真を扱う人には割と好評でした。
なお、大画面版のiPhone XS Maxは、過去最大のディスプレイサイズ(6.5インチ)となっています。
同時期に廉価版であるiPhone XRも発売されています。こちらはカラフルなバリエーション+6.1インチの大画面で、お手軽に使えて人気もそこそこありました。
デザイン:★★★
カメラ:★★★★
総合:★★★(3.5)
iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max(2019年9月)
Photo: ヤマダユウス型左:iPhone 11、真ん中:iPhone 11Pro、右:iPhone 11 Pro Maxこの年から、Proシリーズがラインアップされました。無印のiPhone 11は、iPhone XRの系統。レンズ構成は広角と超広角の2レンズ。性能的にはややアップしているものの、機能的にはiPhone XRからそれほど大きな変更はありません。エントリーモデルという位置付けです。
本命はやはり、iPhone 11 Pro / 11 Pro Max。iPhone 11との大きな違いは、背面に3つのレンズを搭載しているところ。10倍光学ズームの望遠カメラが追加され、撮影体験が大幅にアップしました。
この頃から、「スマホ性能=カメラ性能」みたいな軸ができあがってきたように思います。
デザイン:★★★
カメラ:★★★★
総合:★★★★
iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max(2020年10月)
Photo: ヤマダユウス型この年は、iPhone 12シリーズに激震が走りました。なんと、小さなサイズのiPhone 12 miniが登場。小さなもの大好きクラブの人たちが絶賛しました。おかげでiPhone 12の影が薄かったこと…。
Photo: amito左と右から2番目:iPhone 12 Pro、左から2番目と右:iPhone 12iPhone 12 Pro / Pro Maxは、基本性能のアップ以外の部分では背面カメラが強化されています。3つのレンズは変わりませんが、LiDARスキャナを搭載したことにより、ARカメラとして使えるほか、オートフォーカスが高速化されました。iPhone 12 Pro Maxのみ望遠レンズのスペックが高かったので、僕はiPhone 12 Pro Maxを購入しました。
また、このシリーズからMagSafeに対応しました。磁石でくっつくiPhone、使い込むとかなり便利ですね。この頃から、クルマのスマホホルダーをマグネットタイプに変えました。
デザイン的には、iPhone 11 Pro / 11 Pro Maxよりもフラットに。個人的にはこちらのほうがしっくりきたかな。
デザイン:★★★★
カメラ:★★★★
総合:★★★★(4.5)
iPhone 13 / 13 mini / iPhone 13 Pro / 13 Pro Max(2021年9月)
Photo: ギズモード・ジャパン左からiPhone 13 Pro Max / iPhone 13 Pro / iPhone 13 / iPhone 13 miniiPhone 13シリーズは、デザイン的にはiPhone 12シリーズを継承しており、見た目的にはそれほど違いはありません。それ故、なんかイマイチ盛り上がらなかったような…。でも、iPhone 13 miniは今でも根強い人気がありますね。この小ささ、代わりがいないですから。
iPhone 13 Pro / 13 Pro Maxでの大きな機能追加は、「ProMotion」です。これは、リフレッシュレートを10〜120Hzの間で可変する機能。通常の使い方では低レートで、ゲームなどでは高レートで、というようにリフレッシュレートを適宜変更することで、バッテリー消費を抑えることができます。
カメラもセンサーサイズが大きくなるなどの変更点はありましたが、見た目はほとんどiPhone 12 Proなので、僕はスルーしました。
デザイン:★★★★
カメラ:★★★★
総合:★★★★
iPhone 14 / 14 Plus / 14 Pro / 14 Pro Max(2022年9月)
Photo: amito左からiPhone 14 Pro Max / iPhone 14 Pro / iPhone 14このシリーズは、見た目はiPhone 13シリーズと変わらず。つまり、iPhone 12からほとんどデザイン変わってないんですよね。それだけ、このデザインがよかったのか、別の理由があったのか…。
iPhone 14シリーズには、「衛星経由による緊急SOS」や「衝突事故検出」といった機能が追加されました。また、背面カメラは広角と超広角の2レンズ構成ですが、画像エンジンが「Photonic Engine」に刷新。かなり画質が上がりました(画素数は1200万画素据え置き)。
miniシリーズはなくなり、変わって大画面のiPhone 14 Plusが復活。お手頃価格で大画面を求めるユーザーのほうが多かったのでしょうかね。
Image: shutterstockiPhone 14 Pro / 14 Pro Maxは、デザインことそれほど変わりませんでしたが、機能は充実。ノッチのところにいろいろ情報を表示させる「Dynamic Island」や、スリープ時も画面が表示される常時表示ディスプレイもこの機種から搭載。
そして、背面のメインカメラが4800万画素になりました。ずっと1200万画素で戦ってきたiPhoneですが、ここにきて大幅画素数アップです(メイン以外の超広角と望遠は1200万画素のまま)。
僕は、カメラ性能が一緒だったので、iPhone 14 Proをチョイスしました。いやー、これが結構よかったんですよね。すべてが揃ってて、快適な機種でした。
デザイン:★★★★★
カメラ:★★★★★
総合:★★★★(4.5)
iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max(2023年9月)
Photo: はらいさん左からiPhone 15(ブルー)、iPhone 15 Plus(ピンク)、iPhone 15 Pro(ブルーチタニウム)、iPhone 15 Pro Max(ブラックチタニウム)iPhone 15シリーズは、iPhoneの歴史を大きく変えました。そう、USB-Cコネクタを採用したのです。つまり、Lightningの消滅です。これには、ギズモード編集部綱藤もうつろな目で「iPhoneだけだよ…」とつぶやいていました。
Video: ギズモード・ジャパン/YouTubeiPhone 15 / 15 Plusは、基本的にはiPhone 14 / 14 Plusと同じデザイン。背面のメインカメラは4800万画素に、そしてDynamic Island対応となり、1世代前のiPhone 14 Proシリーズの仕様が一部採用されています。
iPhone 15 Pro / 15 Pro Max。デザイン上の大きな変更点としては、フレーム部分にチタン合金が使われたこと。前モデルとそれほどデザインに違いはありませんが、若干握りやすくなっていました。
Photo: はらいさんまた、着信/消音ボタンがなくなり「アクションボタン」が追加。ここに好きな機能を割り当てて、ショートカットとして利用できます。
カメラ性能は、望遠レンズの光学ズームがiPhone 15 Proで15倍、iPhone 15 Pro Maxで25倍に。カメラのレンズでいったらバズーガ級の望遠撮影が可能です。
そして、Apple Intelligenceにも2025年3月から対応しました。機能的にはかなり躍進したシリーズです。現役で使っている人、多いのでは? 正直、iPhone 15 Proシリーズならば、まだまだ使えると思いますよ。完成度の高いスマホだと思います。
デザイン:★★★★★
カメラ:★★★★★
総合:★★★★★
iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max(2024年9月)
Image: Appleふう、やっと現在に。現行機種であるiPhone 16シリーズです。ディスプレイ上部にあるノッチが小さくなりました。
僕はいろいろ考え抜いた結果、iPhone 16をチョイス。その経緯はこちらの記事をどうぞ。今思えば、iPhone 16 Plusでもよかったかもなー。
iPhone 16 / 16 Plusは、iPhone 15 Proシリーズに搭載されていた「アクションボタン」が採用されました。
Photo: 小暮ひさのりくわえて「カメラコントロール」が登場。このボタンをタッチしたりスワイプすることで、撮影を快適にしてくれます。慣れ親しんだディスプレイタッチとどっちが使いやすいかは、その人次第かな。僕は、カメラの起動やフォトグラフスタイルの選択に使っています。
それ以外は、取り立てて大きな変更はなし。基本スペックは上がってますけどね。
iPhone 16 Pro / 16 Pro Maxは、従来よりベゼルが狭くなり、画面が広くなっています。iPhone 16 Pro Maxは、歴代最大の6.9インチ。大きな変更点としては、背面カメラ。メインの広角だけではなく、超広角も4800万画素になりました。もちろん、「カメラコントロール」も搭載されています。
ヘルスケア関連の機能も追加されており、Apple Watch Series 10と連携することで、睡眠時無呼吸症候群の検知に対応。また、AirPods Pro 2と組み合わせて、補聴器としても利用できるようになりました。
iPhone 12くらいから、デザインに大幅な変更はないものの、基本性能や機能は着実にアップしていますね。あと数年は使えそうです(僕は2年で買い換えるけど)。
デザイン:★★★★★
カメラ:★★★★★
総合:★★★★★
ということで、駆け足ではございますが、歴代iPhoneの成績表を付けてみました。まあ、新しくなればなるほど成績は上がりますよね、そりゃ。でもiPhone 15 Pro以降は、Apple(アップル)の未来であるApple Intelligenceに対応しているので、やはりここが大きな分かれ目になっているのかなと思います。
さて、もうすぐ出るiPhone 17シリーズは、どんなiPhoneになるのかな? 今年は大幅なデザイン変更もありそうだし、楽しみですね。