今平周吾がパット工夫で1打差2位 小斉平優和が初の首位発進
◇国内男子◇ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント 初日(14日)◇御前水GC (北海道)◇6932yd(パー72)◇曇り(観衆524人)
今季未勝利の元賞金王・今平周吾がボギーなしの9アンダー「63」で2位スタートを切った。「パッティングが今まで以上にイメージが出てなかったので“いろいろ変え時かな”と思って(オデッセイ契約でツアー会場にいるパッティングコーチの)橋本真和さんに練習方法とかを聞いてみた」と言う。
もともと吊り気味でアップライトだったアドレスを「開きやすくなる」との理由から「ちょっと手首を立てるイメージ」にすると、クラブが真っすぐ動くようになり、出だしから立て続けに約3mのチャンスを決めて4連続バーディを奪取。「いろいろ調整したことがうまくハマってくれて、メッチャ入りました」と9バーディを量産して喜んだ。
プロ9年目の小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)がツアー自己ベストを2打更新する10アンダー「62」で回り、初の首位発進。2週前「リシャール・ミル チャリティトーナメント」優勝の池村寛世、アジアンツアーなどでプレーする推薦出場のデンゼル・イエレミア(ニュージーランド)が今平と並ぶ2位につけた。
8アンダー5位に永野竜太郎、米澤蓮、古川龍之介、岡田晃平ら6人が並んだ。
欧州ツアーから参戦の桂川有人は5アンダー33位、13歳でアマチュアの福井誠ノ介(愛知・春木中)が蝉川泰果らと並ぶ4アンダー55位、賞金ランキング1位の生源寺龍憲は3アンダー75位で初日を終えた。
<上位成績> 1/-10/小斉平優和 2T/-9/今平周吾、池村寛世、デンゼル・イエレミア 5T/-8/永野竜太郎、米澤蓮、古川龍之介、岡田晃平、原敏之、ブラッド・ケネディ