iPhoneとAndroid、日本でシェアが高いのはどっち?--最新データが公開(MMD研究所)
MMDLaboが運営するMMD研究所は、18歳から69歳の男女4万人を対象とした「2025年9月スマートフォンOSシェア調査」の結果を発表した。メイン利用しているスマートフォンのOSシェアは、iPhoneが48.3%、Androidが51.4%となり、2024年調査と比較してiPhoneが1.3ポイント減少、Androidが1.3ポイント増加した。
なお、性・世代によって比率は大きく異なる。iPhoneの利用率は20代女性が81.0%と突出して高く、全体の平均を大きく上回った。次いで10代女性が73.7%、20代男性が69.6%となっており、若年層、特に女性のiPhone人気が際立つ結果となった。
一方、Android利用率が最も高かったのは60代男性の65.0%で、60代女性が61.9%、50代男性が61.2%と続いた。年代が上がるほどAndroidの利用率が高くなる傾向が明確に表れており、スマートフォンのOS選択において世代による明確な違いが存在することが浮き彫りになった。
通信サービス別で見ると、iPhone利用率はSoftBankが62.8%で最も高く、Androidの利用率は楽天モバイルが60.1%でトップとなった。MNOとMVNOの利用者別では、MNO利用者はiPhone 49.5%、Android 50.2%とほぼ拮抗している一方、MVNO利用者はiPhone 36.1%、Android 63.5%とAndroidが大幅に上回った。
現在メイン利用している端末シリーズでは、iPhoneユーザーは「iPhone SE」が18.6%で最も多く、「iPhone 16」が17.8%、「iPhone 15」が16.8%と続いた。Androidユーザーは「AQUOS」が25.7%でトップ、「Xperia」が17.5%、「Google Pixel」が15.0%となった。
次回購入したい端末については、iPhoneユーザーの47.0%が「iPhone 17」を希望しており、新機種への期待の高さがうかがえる。Androidユーザーは現在利用中と同様に「AQUOS」「Xperia」「Google Pixel」が上位を占めた。
今回の調査は2025年9月12日から21日にかけてインターネットで実施され、有効回答数は4万人。人口構成比に合わせてウエイトバック集計が行われている。
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