NVIDIA、「一般向けGPU」をついに正式に発表。5060 Tiは今日発売、9万6800円から

NvidiaがGPU「RTX 5060」「5060 Ti」を発表しました。NvidiaのGPUの中では中価格帯に位置するアイテムで、これを待っていたという人も少なくないはず。1月に発表されたRTX 5090・5080・5070とは違い、「一般向け」と言えるアイテムです。 しかし、生成AI強化を目的としたNvidiaの新アーキテクチャBlackwellの採用、Nvidia独自のフレームレート向上技術の最新版DLSS 4に対応するなど、Nvidiaの「今」が詰まったGPUになっています。 RTX 5060 Tiは6万9800円(429ドル)から。RTX 5060 Tは5万5800円(299ドル)から。

今年本当に1番注目すべきはこれ、5060 Tiだと思っております。日本時間では本日4月16日の午後10以降発売予定(8GBモデルは遅れる可能性あり)。 GPU CUDAコアは4608。ベースクロック2.41のブーストクロック2.57。AI性能は759 TOPS。レイトレージングコア72 TFLOPS。Nvidiaいわく、画質1440pで高位モデルのRTX 5070と張り合えるレベルが魅力。 RTX 5060 Tiは、8GBと16GBとメモリ違いで2パターン準備されています。8GBは379ドルから、16GBは429ドルから。メモリが倍になるわりには価格差50ドルなので、大きい方がお得感があります。そもそも、すでに8GBで物足りなさを感じている人は多いはず。

GPU CUDAコアは3840。ベースクロック2.28のブーストクロック2.50。メモリは8GBのみ。AI性能は614 TOPS。レイトレージングコア58 TFLOPS。 5月発売予定ですが、日にちまでは明らかになっておらず。Nvidiak公式サイトから通知設定しておけます。 両モデルとも、Blackwellアーキテクチャ採用。AIでフレーム生成するDLSS 4やレイテンシ低減技術Reflex 2など、対応している技術は同じです。ディスプレイサポートはDisplayPort 2.1b、電源コネクタはPCIe 8 ピン ケーブルまたはPCIe Gen 5 ケーブルも両モデル共通。

Nvidiaの最新GPUといえば、今年はすでにRTX 50シリーズが大きなニュース。主に、いかに入手困難かというのが話題です。定価よりもだーーいぶ高値で購入した人もおり、「定価で購入できてこそ対価ある性能」だという声があがっています。 RTX 5060の価格も発表になっているものの、トランプ関税の影響で先が見通せません。いつ価格見直しがはいるのかはもちろん、そもそも入手できるのか、ですね。 Source: Nvidia、Gizmodo US、The Verge

そうこ

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