モスで『のり弁』だとっ…!? オンラインで限定販売していたので購入した結果 → 確かにこれは「のり弁」だ
“のり弁” に目がない記者。見かければ、取り敢えず食べることにしている。さまざま味わった結果、なんやかんやでほっかほっか亭がバランス良いなと思ったりする、きょうこの頃。温かいしな。
しかし、そんなマイベストのり弁ランキングを覆しそうな一品が登場した。あの『モス』が、オンラインショップ限定で「モスライスバーガー〈のり弁〉 ~白身魚フライときんぴら~」を発売したというのだ。
・公式サイトと楽天とで販売
モスフードサービスが公式オンラインショップと楽天市場店で2025年7月8日から、冷凍の「モスライスバーガー〈のり弁〉 ~白身魚フライときんぴら~」の販売を開始した。
2025年7月末現在、公式オンラインショップに掲載されている「のり弁」ラインアップは以下の通り。いずれも捨てがたいが、今回はのり弁とモスチキンがセットになった商品を購入することにした。
・モスライスバーガー〈のり弁〉6個入(税込3540円+送料) ・モスライスバーガー〈のり弁〉3個・焼肉1個・きんぴら1個・豚生姜焼き1個セット(税込3540円+送料) ・モスライスバーガー〈のり弁〉3個・モスチキンセット(税込3360円+送料) ※楽天市場店は価格が異なります
予約商品であるらしく、注文から配達までは少し時間がかかるとのことだ。記者の場合はタイミングが良かったのか、1週間もせずに到着。さっそく食べてみようではないか。
・モスすごい
「のり弁」は個包装されていて、袋に温め方などの詳細が書いてある。袋の端を3㎝程切って、600Wで片面約2分裏返して焼く1分30秒レンチンするとよいのだそう。
せっかくなので併せてモスチキンも食べようと思ったのだが、なんとこちら、油で揚げなければいけないらしい。気軽に食べようとしていたが、そこそこハードルが高かった。そんな訳で、モスチキンはいったん保留。
そうこうしている内に「のり弁」が温まったので、いただきたい。袋が熱いので気を付けつつ、皿に取り出す。手で持って食べられるように、バーガーには袋がかぶせられていた。
大きさは、いつものモスライスバーガーと変わりない手のひらサイズだ。ホカホカしていて、良い匂いがする。バーガーで「のり弁」とは一体どういうことだろうと思っていたが、実物を見て納得。
確かにこれは、のり弁である。のり弁の多くは、米の上におかかを敷きその上から海苔をかぶせ、白身魚のフライなどを乗せたスタイルだ。これは、件(くだん)のほっかほっか亭が始めたとされている。
モスの「のり弁」は見た目こそバーガーであるが、中身はそうした所謂(いわゆる)のり弁像にぴったり当てはまるものなのだ。どういうことかと言うと、ライスで白身魚フライと きんぴら と おかか を挟み、海苔でまとめているのだ。
一般的なのり弁の場合、米と上に乗っている具を一緒に掻っ込むことは、あまりないだろう。モス版のり弁であればガッと一気に、しかも片手で食べられるので忙しい人などにも良さそうだ。
気になる味はというと、驚くほど「のり弁」そのもの。衝撃のあまり、かじった瞬間に目を見開いてしまった。モス、すごい……!
しっかり中身の詰まった白身フライと、マヨソースの相性はばっちり。きんぴらも、柔らかい中にシャキッとさも残っていて美味しい。おかかの味が濃い目で、そのあたりがバーガーっぽいと言えばぽいだろう。
具材のひとつひとつが、しっかり丁寧に作られていることがわかる。それらを米で挟むのだから、美味しくない訳がない。めっちゃ美味しい。
加えて袋の存在も大きいが、ぐるりと巻いてある海苔が良い働きをしていて中身がこぼれにくく食べやすい。細部まで考えれていることがよくわかるし、考えたことを的確に表現できていると感じる「のり弁」である。
今回は日和って「のり弁」は3個購入するにとどまったが、すぐさま追加で6個入りを注文するとしよう。数々ののり弁を食べてきたが、その中でも断トツに新しく、それでいてしっかりのり弁で気に入ってしまった。
あわよくば、いつの日かオンライン限定でなく店頭でも販売されると良いな……と願っている。
参考リンク:モスライスバーガー<のり弁>、楽天市場 執筆:K.Masami Photo:Rocketnews24.
▼美味しかった……! これは追加注文決定ですわ
▼海苔(と袋)のおかげで食べやすい
▼チンするだけ
▼その後、モスチキンも揚げて食べました