「約束が破られ、信頼が失われたとき、関係性は続けられない」移籍騒動のイサクがついに沈黙を破る

【欧州・海外サッカーニュース】ニューカッスル・ユナイテッド(プレミアリーグ)で活躍するアレクサンデル・イサクは今夏の去就に大きな注目が集まっている。

ニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが沈黙を破った。

2022年夏にクラブ史上最高額でニューカッスルに加入したイサク。3シーズンにわたって公式戦109試合で62得点11アシストを記録した同選手は特に昨シーズン、プレミアリーグ得点ランキング2位となる23得点を挙げ、カラバオカップ制覇にも貢献した。

この活躍を受け、イサクの今夏の去就には大きな注目が集まっている。中でも、リヴァプールが強い関心を寄せ、選手自身も移籍を望むとされているが、ニューカッスルに放出の意思はないと報じられてきた。さらに、同選手はプレシーズンツアーを欠席し、チームから除外されたりと、クラブと選手の関係性は悪化の一途をたどっている。

1-1に終わったアストン・ヴィラとの開幕戦も欠場したイサクは、この度ついに沈黙を破った。自身の『Instagram』で「2024-25のPFAプレミアリーグ・チーム・オブ・ザ・シーズンに選出されてプロ選手の仲間たちから評価されたことを誇りに感じている」と綴り、ニューカッスルについて続けた。

「まず、僕を支えてくれたニューカッスルのチームメイトとみんなに感謝したい。今夜のセレモニーには出席しない。この状況下で、ここにいることが適切だと感じられなかった。僕は長期間にわたって沈黙を続けてきた。裏で実際に話されていたことや合意されていたことを反映したものではないと彼らは知りながらも、この沈黙によって彼らは自分たちに都合の良い考えを広めていた」

「実際のところ、約束が交わされ、クラブは僕の立場を長期間理解している。そして、今に至るまでこれらの問題が急に生じたかのように振舞うのは誤解を招くものだ。約束が破られ、信頼が失われたとき、関係性は続けられない。現在僕にとってこのような状況であり、これが変化が僕だけではなく、全員にとって良いことである理由だ」

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