うっすいiPhone Airの本末転倒アクセサリ。Air“専用”MagSafeバッテリー #AppleEvent
ついに出ました! iPhone史上いちばん薄い「iPhone Air」。
Image: Apple本体の薄さはわずか5.6mm。この薄さにするために犠牲にしたものは何か?
そう、バッテリーです。
iPhone Air「専用」MagSafeバッテリー
Image: AppleiPhone Airのために特別に作られたという「iPhone Air MagSafeバッテリー」。Appleらしいつるんっとした真っ白なデザインと、林檎のロゴ、Airの薄さを“できるだけ”邪魔しないスッキリしたデザインがかっこいいですね。
公式サイトいわく「さらに、iPhone Airを最大65%追加で充電できるので、ほかのどのiPhoneよりも長時間バッテリーが持続します」とのこと。
iPhone Airのバッテリーを100としたら、このバッテリーを装着すればバッテリーが165になるということ。個人的には“モバイルバッテリー”を装着してるんだから、当たり前な気がしますが…。
フル充電されたiPhone AirにMagSafeバッテリーを取りつければ、1日中使っても余裕だそうなのですが、iPhone以外にもう1つ、常にバッテリーを持ち歩かないといけないのは面倒かも。
特殊なシステムを取り上げるとすると、「バッテリー駆動時間を最大限に延ばすために、充電に最適なタイミングをシステム全体が選択します」とのことで、このバッテリーをiPhone Airにつけっぱなしにしても、うまいこと充電するタイミングを調整してくれるみたいですね。そこは普通のモバイルバッテリーと違う点。
ちなみにワイヤレスだと最大12Wの充電になります。
Screenshot: Apple商品ページの説明で1つ分からなかったのが「より小さなアクセサリをUSB-Cで充電」という部分。
“より小さな”とは、この「iPhone Air MagSafeバッテリー」よりもサイズ的に小さなアクセサリを、ワイヤレスではなく有線(USB-C)で充電できる、ということでしょうか。例えばAirPodsならこのMagSafeバッテリーを使っても充電できる?のか?
実際に使ってみないとなんとも言えませんね。
思い切ったアクセサリだ…
Screenshot: AppleiPhone Airでしか使えないバッテリー。
外付けバッテリー的な立ち位置だと思うのですが、互換性がここまで無さそうなのは驚きです。しかも価格は1万5800円。デザインはかわいいですが、購入するのにはなかなか勇気がいりますね。
というか、せっかく薄さに惹かれてiPhone Airにしたのに、結局外付けバッテリーを付ける羽目になるなんて本末転倒すぎる…。
Source: Apple