【○阪神コメント集】31試合ぶりスタメンで得点に絡んだ前川「一度逃したチャンスだったんで…」近本「本当に暑い中でしたけど」

五回1死二、三塁、阪神・伊藤将司のスクイズで生還した前川右京=神宮球場(撮影・長尾みなみ)

(セ・リーグ、ヤクルト0ー6阪神、10回戦、阪神6勝4敗、29日、神宮)阪神が2試合連続、今季17度目の無失点勝利で、日本一に輝いた2023年以来のリーグ最速40勝に到達した。佐藤輝明内野手(26)が5月24日中日戦(バンテリン)以来、28試合ぶりに「三塁」。前川右京外野手(22)は5月21日巨人戦(甲子園)以来、31試合ぶりの「6番・左翼」。森下翔太外野手(24)は27試合ぶりに「右翼」に就いた。遊撃手と投手以外は開幕メンバーを据えた打線は一回、森下の2試合連続本塁打で先制。五回は前川の右前打などで好機を作り、坂本誠志郎捕手(31)の適時二塁打、伊藤将司投手(29)のスクイズが犠打野選と投手失策が重なり、中野拓夢内野手(29)の犠飛で4点を奪った。さらに八回には佐藤輝が球団6人目の両リーグ最速の20号本塁打を放った。伊藤将は23年8月20日DeNA戦(横浜)以来の完封で2勝目。主な選手のコメントは以下の通り(成績=40勝31敗2分、観衆=2万8904人)。

◆両リーグ最速20号に佐藤輝明 「まあ、いいんじゃないですか。(三塁守備は)全然違和感なく入れたんで、良かったです」

◆先制の13号ソロに森下翔太 「姿勢の部分で修正していたので、そこだけを意識して。自分のスイングをできるような形にもってきました」

◆スタメン復帰で1安打の前川右京 「一度逃したチャンスだったんで、逃したらダメだなって思って入りました。(スクイズの本塁突入で捕手と接触したが)大丈夫です」

◆五回の適時二塁打に坂本誠志郎 「追加点を取りたくて。追い込まれて、何とか前に飛ばそうと思っていて」

◆2カードぶりの勝ち越しに近本光司 「本当、暑い中でしたけど投手を中心に、守りの良いペースでいけたんじゃないかなと思います」

◆2年ぶりの完封勝利に伊藤将司 「ここからなんで。続けられるように頑張ります」

◆一回2死一、二塁で伊藤将司の一塁けん制で3アウトを奪った大山悠輔 「大きいと思います」

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