インドネシア国営企業、トラック16万台調達へ 日系企業などと交渉
写真はタタ・モーターズのロゴ。2024年8月、インドのムンバイで撮影。 REUTERS/Francis Mascarenhas
[ジャカルタ 20日 ロイター] - インドネシアの国営農業開発企業アグリナス・パンガン・ヌサンタラは、総額120億ドルを投じて全国に地域共同市場を整備する計画の開始に当たり、大手自動車メーカーとトラック16万台とバイク16万台の調達について交渉を進めている。同社のジョアン・モタ最高経営責任者(CEO)が20日明らかにした。
ジョアン氏はロイターのインタビューで、購入計画の一環として、三菱ふそうトラック・バスといすゞ(7202.T), opens new tabの現地パートナーから6輪トラック3万5000台を購入する契約が間もなく締結されるとの見通しを示した。
「三菱ふそうは最大2万台、いすゞは最大1万5000台(の6輪トラック)を提供できる」と述べた。インドのタタ・モーターズ(TAMO.NS), opens new tabや中国の東風汽車集団(0489.HK), opens new tabなどから4万5000台のトラックを輸入する可能性もあると明らかにした。
いすゞ、タタ・モーターズ、インドのマヒンドラ各社と4輪駆動車8万台の購入についても交渉しているという。
*英文の訂正により2段落目の「三菱自動車」を「三菱ふそうトラック・バス」に、3段落目の「三菱自」を「三菱ふそう」に訂正します
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