【虎将トーク】阪神・藤川監督、MLB2連戦よりも「神宮の方を見ています」 18日からヤクルト戦

笑顔で練習を見守る阪神・藤川球児監督 =神宮外苑(撮影・福島範和)

敵地での西武2連戦を終えた阪神が13日、神宮球場室内練習場などで汗を流した。15日からのカブス、ドジャースとのプレシーズンゲーム(東京D)を前にした藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り。

ーーMLB球団との試合は

「エキシビションなので、代表してゲームをさせてもらえることに感謝をしています。選手も非常に楽しみにしているし、タイガースのファンの方も非常に興味を持って見てもらえると思う。MLBですから、バントはないと思いますから、こちらもそういうことはせずに、相手も開幕前の調整もあると思うので、こちらはこちらの野球をするんですけど、細かい送りバント等々はやらないと思います」

ーー野球が変わってくる

「何かを勝負するわけではないので、お互いが尊敬し合って、プレーを純粋に楽しみながら、また日本の野球の素晴らしいところを学んでほしいので、ゲームが始まれば当然、勝ちを目指して頑張っていきますけど、一番は選手のコンディション。有意義な2日間にしたい」

ーー選手は存分にやってほしい

「こういう機会ですからね。タイガースで長く頑張っている選手中心に出てもらいたいな、とも思う。また若い選手にとっては経験をね。高寺なんかは〝飛び級〟の経験だけど、そういう経験ができればいいなと思うけど、それは展開次第です」

ーー監督自身も2008年レッドソックス戦、12年マリナーズ戦で登板がある。当時はいい経験になったか

「覚えてはいますね。それぐらいのレベ。向こうでプレーすることと、日本でアメリカのMLBのチームと野球をすることは全く違いますから。楽しい2日間になればいいのではないかな。どちらのチームにも故障が出ないこと、故障の危険性がないことを願います」

ーーメジャーとの対戦で監督が試したいことは

「神宮の方を見ていますね。(週明けの)神宮でのスワローズとの試合(18日からの2連戦)を考えてはいます。この2試合に関しては、エキシビションマッチですから。特に作戦などはない」

ーー工藤は力勝負に期待

「登板があればですけど。把握をしていないですけど。投げたい選手もいるでしょうし、コンディション、登板間隔がありますから。投手コーチに確認をしながら」

ーー中野に声をかけていた

「『ご飯、どこに行くの?』と。そんな感じです。普段、グラウンド上でなかなかゆっくり…神宮の広場はそういうタイミングなので」

ーーSGLでビーズリーがライブBPに登板

「まだですね。また聞いてから答えたいと思います。間に合わなかった。報告を待っているところです」

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