【ファルコンS】(中京)内で脚を溜めたヤンキーバローズがジリジリと差し脚を伸ばして混戦を制する|競馬実況web|競馬|ラジオNIKKEI
中京11Rの第39回ファルコンステークス(3歳GIII・芝1400m)は3番人気ヤンキーバローズ(岩田望来騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分21秒0(良)。クビ差の2着に6番人気モンドデラモーレ、さらにクビ差の3着に13番人気リリーフィールドが入った。
ヤンキーバローズは栗東・上村洋行厩舎の3歳牡馬で、父エピファネイア、母キャンディバローズ(母の父ディープインパクト)。通算成績は5戦2勝。
レース後のコメント
1着 ヤンキーバローズ(岩田望来騎手) 「他馬に迷惑をかけてしまいましたが、よく勝ちきってくれたと思います。もっとコントロールできれば、高いパフォーマンスのできる馬です。課題は折り合い面です。調教も動きますし、能力の高い馬です。距離も、折り合い重視でいけばもつと思いますが、勝ちにいくとなると位置を取りにいかなければならないので、やはり、メンタル面が課題です」
2着 モンドデラモーレ(杉原誠人騎手) 「外枠でペースが遅く、この流れのなかでは外を回らされると思い、4コーナーから出していきました。これまで燃え過ぎるところがありましたが、少しずつ競馬がわかってきて、落ち着かせることができました。かかっているように見えても、収められていました。勝ちに行っての2着ですし、賞金も加算できたのは良かったです」
3着 リリーフィールド(国分恭介騎手) 「スタートも二の脚も速かったです。行きっぷりも良かったです。もう少しリラックスできれば良かったのですが、最後まで頑張っています」
4着 パンジャタワー(藤岡佑介騎手) 「スタート直後に前をカットされて、リズムが崩れました。それ以外はスムーズでした。ただ、3コーナーで馬場が悪くなったタイミングで、仕掛けながらの追走になってしまいました。そのため、脚が溜まり切りませんでした。馬自体は乗りやすく、テンションも落ち着いています」
5着 ラパンチュール(吉田豊騎手) 「ゲートの中でおとなし過ぎて、スタートも出ていきませんでした。それで良い脚を使うのはわかっていたので、じっくりと運びました。着差が着差だけに他馬と同じくらいに出ていれば、もっと際どかったと思います。溜めれば、切れる馬です」
6着 シルバーレイン(C.ルメール騎手) 「瞬発力というタイプではなく、中京も向いていないと思います。ラストにはジワジワと来ていますが、東京の1400mがベストだと思います」