ENEOS・宮沢監督「私も社業が長かったので…」 都市対抗野球
【横浜市(ENEOS)-広島市(JR西日本)】ENEOSの宮沢健太郎監督=東京ドームで2025年9月2日、前田梨里子撮影
第96回都市対抗野球大会は第6日の2日、東京ドームで1回戦があり、横浜市・ENEOSが広島市・JR西日本に6―2で勝ち、6年連続で初戦を突破した。
横浜市・宮沢健太郎監督の試合後の主な談話は次の通り。
横浜市・宮沢健太郎監督
集中打でうまくつながった。上位打線は状態がいいと思っていたが、(三回は9番でこの回先頭の)瀬戸西(純)が頑張って(中前打で)出てくれて、あの一本が大きかった。
Advertisement<試合後にスタンドにお礼をしてどんな思いがこみ上げてきたか>
本当に多くの方に集まっていただいて、感謝の気持ちだった。私も社業が長かったので、これだけの人を呼んでくださることにすごく労力をかけていただき、時間を割いて来てくださったことを自分自身が経験した。多くの方々に勝利を届けられて本当に良かったなと思った。
<西関東予選ではけがしていた3番・山田陸人選手が4安打の活躍>
けがから復帰してオープン戦でも今一つというところはあったが、今日はしっかり合わせてくれた。3番が機能したことでチャンスが広がった。(3番起用は)迷いはなかった。それぐらい能力があると思っていたので、力を発揮してくれた。
<2年目の有馬諒捕手も攻守で存在感を見せた>
勝負強いバッターなので、もちろん守備がメインだが、いいところで打ってくれた。(三回)2死からの1点が大きかった。
<日産自動車から補強された石飛智洋選手が九回に外野の守備に就いた>
うちの補強選手ということで戦力なので、あそこは石飛に代えて盤石な体制を整えた。
<次戦に向けて>
選手には一戦必勝と言っている。当然、都市対抗優勝を目標に掲げているが、我々はまだまだ若いので、目の前の勝利を全員で勝ち取っていこうと話をしている。