加熱式たばこ使用者は職場で転倒しやすい? 特に20~30代で顕著
大西淳子=医学ジャーナリスト
加熱式たばこ(HTP)の使用が職場での転倒の発生率上昇に関係すること、特に20~30代で顕著であることが、産業医科大学高年齢労働者産業保健研究センターの津島沙輝氏らの研究(*1)で明らかになりました。
加熱式たばこ(HTP)の使用が、職場での転倒の発生率上昇に関わる可能性があります。(写真:QUALIA studio/stock.adobe.com)
喫煙習慣と職場での転倒の関係は?
日本では働く高齢者が増えており、職場での事故を防止するために、雇用者は環境整備に取り組んでいます。事故の中でも就労中の転倒については、労働者本人の生活習慣や健康状態も関連すると考えられています。
転倒は世界的に公衆衛生上の課題となっています。日本では、政府が職場での転倒を防止するための環境整備と労働者への安全教育などを推奨していますが、個々の労働者の生活習慣に基づく転倒リスクに対する働きかけはあまり実施されていません。さらに、喫煙習慣(従来の紙巻きたばこや、使用が広まりつつあるHTPなど)と職場での転倒の関係は明らかではありませんでした。
日本の労働者1万8000人超を対象に
研究者らは、2023年9月から11月にかけて47都道府県で実施されたウェブベースの「日本における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)問題および社会全般に関する健康格差評価研究」(JACSIS)に参加した現役労働者を対象に、職場での過去1年間の転倒の発生の有無を調査し、喫煙、特にHTPの使用との関係を他の行動因子と組み合わせて分析しました。調査期間中に利用可能だったHTP商品は、「Ploom TECH」「Ploom X」「IQOS」「glo」「lil HYBRID」でした。
対象としたのは、1万8440人(平均年齢43.2歳、女性43.9%)です。20~39歳が44.3%、40~64歳が47.5%、65~74歳が8.2%を占めていました。
それらのうちの7.3%(1338人)が過去1年間に職場で転倒を経験していました。種類別の転倒の年間発生率を推定したところ、外傷のない転倒が3.4%、外傷性の転倒が3.8%、転倒関連骨折は2.8%、転倒未遂(かろうじて転倒を免れた場合)が9.9%となりました。意外なことに、職場での転倒は若い世代に多く、年間発生率は、20~29歳が9.6%、30~39歳は7.6%であったのに対して、60~69歳は4.7%、70~74歳は4.9%でした。
参加者を「喫煙歴が全くない人」「過去に喫煙していた人」「現在喫煙者」に分け、さらに、「現在喫煙者」を使用している製品(紙巻きたばこ、HTP、それら両方)に応じて分けました。「現在喫煙者」のほとんどが紙巻きたばこのみを使用しており、この傾向は特に中高年者で顕著でした。続いて多かったのはHTPのみを使用している人でしたが、その割合は全体の5%未満にとどまりました。紙巻きたばことHTPの併用は、どの年齢層においてもまれでした。
*1 Sci Rep. 2025 Jun 6; 15(1): 20035.
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日進月歩の医学の世界では、昨日までの“常識”があっという間に覆ることもまれではありません。本連載では、日々発表される最新の医学論文の中から、私たちの健康増進や疾病予防に役立つ情報をコンパクトにお届けします。
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「健康Q&A」では、日経Goodayの連載や特集でおなじみの医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。2025年3月の回答者は、男性の性機能障害に詳しいプライベートケアクリニック東京 東京院院長の小堀善友先生です。
プライベートケアクリニック東京 東京院院長の小堀善友先生Q&A
前編
- Q 1 射精しても快感がなくなりました 答え
- Q 2 セックスしても射精に至りません 答え
- Q 3 勃起はするけれど硬さが足りません 答え
- Q 4 ED治療薬の使用で気をつけることは? 答え
- Q 5 ED治療薬をのんでも途中で萎えてしまいます 答え
- Q 6 AGA治療薬をやめたら勃起力は回復しますか? 答え
編集部:プライベートケアクリニック東京 東京院院長の小堀善友先生にお答えいただく今月の「健康Q&A」。後編最初の質問は、前立腺肥大症に関するお悩みです。
心臓病、前立腺肥大症がある人のEDは改善できる?
Q 7 心臓病を持ち、前立腺肥大もあります。数年前は朝立ちしていましたが、ここ1~2年はまったく機能せず、セックスレスです。将来の排尿障害も心配です。どうすれば改善するでしょうか?(68歳男性)
編集部:心臓病と前立腺肥大症があり、ED(勃起障害)にもなったとのことです。
小堀氏(以下敬称略):前立腺肥大症に使うザルティア(商品名)という薬があるのですが、有効成分はタダラフィルで、要するにED治療薬のシアリス(商品名)とまったく同じものなんですよ。
編集部:すると、ザルティアをのめば、前立腺肥大症とEDのどちらも解決する可能性があるということでしょうか。
小堀:はい。前立腺肥大による排尿障害が改善しておしっこもスッキリ出るようになりますし、勃起もするようになります。
ただ、この質問者さんは心臓病があるということです。心臓病の種類によってはザルティアが使いづらい場合もあるので、そこは主治医と相談していただくのがいいと思います。
編集部:ザルティアが使いにくい心臓病というと、何が考えられるのでしょうか?
小堀:虚血性心疾患ですね。狭心症などでニトログリセリンのような硝酸薬を使っている場合、ザルティアは使えません。併用すると血圧が下がりすぎてしまうのです。
編集部:その場合はどうしたらいいですか?
小堀:現状、EDの薬物治療は難しいです。ただ、排尿障害だけであれば、アルファブロッカーなど一般的な前立腺肥大症の治療薬を使えばいいと思います。狭心症であっても、ステントを入れている、バイパス手術をしたなど、硝酸薬を使っていなければザルティアを使える場合も十分にあります。
A 7 ザルティアという前立腺肥大症の薬はED治療薬のシアリスと同じタダラフィルが使われているので、前立腺肥大症とEDの両方に効果が期待できます。ただし、虚血性心疾患でニトログリセリンのような硝酸薬をのんでいる人はザルティアを使えないので、主治医に確認しましょう。
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「健康Q&A」では、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。2025年10月の回答者は、虫歯や歯周病、インプラント治療をはじめ、口腔機能全般に詳しい東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長の新谷悟先生です。
東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長の新谷悟先生Q&A
前編
- Q 1 歯の詰め物の材料はどのようなものがいい? 答え
- Q 2 入れ歯とブリッジ、インプラント、どれがいい? 答え
- Q 3 インプラント周囲炎が心配 答え
- Q 4 「オールオンフォー」というインプラントの留意点は? 答え
- Q 5 体調のすぐれないときだけ、歯ぐきから出血する 答え
- Q 6 奥歯の歯周ポケットが深い。口腔洗浄器は有効? 答え
- Q 7 歯磨きをしているが口臭が気になる 答え
- Q 8 歯のクリーニングは6カ月ごとでは長すぎる? 答え
編集部:東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長の新谷悟先生にお答えいただく今月の「健康Q&A」、後編最初の質問は、口内炎に悩む方からです。
口内炎の予防法は?
Q 9 犬歯が当たるあたりに、よく口内炎ができます。予防法はありますか。(55歳女性)
編集部:相談者さんは、犬歯が当たる刺激によって口内炎ができるそうです。
新谷氏(以下敬称略):口内炎は、口の粘膜における炎症の総称で、痛くて思うように食事ができなくなり、つらいですね。ストレスや疲労、睡眠不足などによる免疫力の低下が原因でできますが、相談者さんの場合、犬歯が当たっているということですので、機械的刺激による口内炎と診断されるでしょう。
口の粘膜の傷に細菌が入り増殖することで、赤い腫れや水疱ができます。合っていない歯のかぶせ物、食事中に噛んでしまう、熱い飲み物の火傷などによっても起こります。歯科で、当たっている犬歯を削る治療ができます。もちろん保険診療です。
ただ、口内炎で注意したいのが、口の中に発生する口腔がんです。
歯が常に粘膜に当たっている状態や、合っていない入れ歯や虫歯などによる機械的刺激が口腔がんを誘発する場合があります。
編集部:どのような症状があると、要注意なのでしょう。
(写真:PIXTA)
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「逆流性食道炎」は近年、患者数が急増しており、今や「新国民病」と呼ばれるほど、年齢を問わず多くの人を悩ませている。自覚症状がなく気づきにくい「食道がん」は、進行すると手術の難易度が高くなり、患者への負担も高くなる。今回は身近なようで実は知らない「食道」の病気について解説していく。
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シニア世代が特に意識したい栄養素が「たんぱく質」。近年、健康的に長生きするにはたんぱく質が重要だという認識が広がりつつあります。しかし、実際に何を、どのくらいとればいいのかについては、まだ十分に知られていません。一体、どのように摂取するとよいのでしょうか。過去の人気記事を基に、たんぱく質のとり方を見ていきましょう。
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東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長の新谷悟先生Q&A
前編
- Q 1 歯の詰め物の材料はどのようなものがいい? 答え
- Q 2 入れ歯とブリッジ、インプラント、どれがいい? 答え
- Q 3 インプラント周囲炎が心配 答え
- Q 4 「オールオンフォー」というインプラントの留意点は? 答え
- Q 5 体調のすぐれないときだけ、歯ぐきから出血する 答え
- Q 6 奥歯の歯周ポケットが深い。口腔洗浄器は有効? 答え
- Q 7 歯磨きをしているが口臭が気になる 答え
- Q 8 歯のクリーニングは6カ月ごとでは長すぎる? 答え
編集部:東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長の新谷悟先生にお答えいただく今月の「健康Q&A」、中編最初の質問は、歯ぐきの出血に悩む方からです。
体調がすぐれないと、歯ぐきから出血する
Q 5 体調のすぐれないときだけ歯ぐきから出血があり、気になっています。デンタルフロスを当てると血が出るので、怖くてあまり当てられません。(63歳女性)
編集部:歯ぐきから出血、というと歯周病が疑われますね。歯科疾患実態調査では、35~69歳の約7割の人に歯ぐきの症状があり、年齢が上がるほど4mm以上の歯周ポケットがある歯周病患者割合が増える、というデータもあります(*1)。まず、「体調のすぐれないときの歯ぐきからの出血」について、どういうことなのか教えていただけますか。
(写真:Siniehina/stock.adobe.com)
新谷氏(以下敬称略):疲れているとき、体調が悪いときなどに歯ぐきから血が出る、というのは、免疫能の低下により歯周病菌が炎症を起こし、体が戦っているということを示します。歯周病とは、歯ぐきや歯を支える歯槽骨が歯周病菌によって壊されていく病気です。悪化すると歯がぐらつき、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。体調の悪いとき、歯ぐきから出血する人もいれば、歯ぐきが腫れたり口臭が悪化したりする人もいます。
歯周病はもちろん、虫歯も、正しくブラッシングすることによってリスクを低減できます。歯のかぶせ物やインプラントを長く快適に使うためにも、デンタルケアは重要です。
編集部:相談者さんは、デンタルフロスを当てると血が出るので、あまり当てられないとのことですが。
*1 厚生労働省「歯周病罹患の現状と対策について」令和3年 PDFを開く
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東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長の新谷悟先生Q&A
前編 ←今回
- Q 1 歯の詰め物の材料はどのようなものがいい? 答え
- Q 2 入れ歯とブリッジ、インプラント、どれがいい? 答え
- Q 3 インプラント周囲炎が心配 答え
- Q 4 「オールオンフォー」というインプラントの留意点は? 答え
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- Q 6 奥歯の歯周ポケットが深い。口腔洗浄器は有効? 答え
- Q 7 歯磨きをしているが口臭が気になる 答え
- Q 8 歯のクリーニングは6カ月ごとでは長すぎる? 答え
編集部:東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック院長の新谷悟先生は、さまざまな口腔外科治療に携わり手術の腕を磨いた後、歯科口腔外科医としてクリニックを開設され、患者さんのためのよりよい治療の実践に力を注いでおられます。そんな新谷先生に向けて読者からの質問を募集したところ、たくさんのお悩みが寄せられました。新谷先生の回答を、前編・中編・後編の3回に分けてお届けします。
新谷氏(以下敬称略):よろしくお願いします。
編集部:では、さっそく最初の質問です。
歯の詰め物、かぶせ物の材料はどのようなものがいい?
Q 1 歯の詰め物(インレー)の材料の種類が多く、迷っています。現在、銀の詰め物をしているところが少し欠け、隙間ができかけています。次の手当てはどうしたらよいでしょうか。(63歳男性)
編集部:虫歯を削った後の詰め物の材質についての相談です。銀の詰め物が欠け、隙間ができかけているとのこと。これについては、すぐに対処されたほうが良いですよね。
新谷:はい、できるだけ早い歯科の受診をお勧めします。虫歯は細菌によって歯が溶かされる病気で、決して自然治癒することはなく、隙間の部分に虫歯菌が侵入すると、どんどん深い部分に進行していきます。歯周病菌も繁殖しやすい状態なので、早めの交換が重要です。
編集部:この相談者さんは、歯科材料のどれを選べばいいのか迷っています。先生は、患者さんにどのように説明されていますか。
新谷:詰め物やかぶせ物の材料は種類が多く、判断に迷うのは当然です。結論から言うと、私がお勧めするのは、セラミック、あるいはジルコニアですね。
編集部:それはなぜでしょう。
(写真:PIXTA)
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テレビ界きっての多趣味人で、博識の石原良純さん。人生により磨きをかける日々の中で感じている、カラダのこと、天気のこと、そしてニッポンのこと。何事も前向きに生きれば、日々是好転! 今回は、良純さんらがゲスト出演した長寿番組『徹子の部屋』での秘話や、ご兄弟4人で出版された著書『石原家の兄弟』について、そして番組のメインMCである黒柳徹子さんの驚くべき元気の秘訣に迫ります。
石原良純が見た『徹子の部屋』
♫ ヒュールル、ルルル、ヒュールル ♫
誰もが聞き覚えのある軽快な音楽。
「今日のお客様は、俳優で気象予報士の石原良純さんです。近頃、3年前に亡くなられたお父様とお母様の話をまとめられた御本を、兄弟4人でお書きになられたそうです」
黒柳徹子さんの淀みのない声でゲストが紹介され、『徹子の部屋』は始まる。1976年の放送開始から放送50年目。放送回数は1万2000回を超える、誰もが知っている長寿番組。1982年に始まった『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングのコーナーと『徹子の部屋』。この二つにゲストで呼ばれたら一人前の芸能人という時代もあった。
石原裕次郎叔父も渡哲也さんも舘ひろしさんも『徹子の部屋』に出演している。つい先日、ゴールデンタイムの特番で、そんな懐かしい映像が再放送されていた。
新聞のテレビ欄には“石原軍団勢揃い”と銘打たれ、まずは社長の裕次郎。真昼間の放送にもかかわらず、ブランデーグラス片手にタバコの煙を燻らす裕次郎。はにかむ笑顔でたどたどしく話す姿が、当時の視聴者や徹子さんを釘付けにしたに違いない。渡哲也さんも、多くは語らない。徹子さんの語り掛けた言葉に頷いて、時折、短く言葉を足していた。舘ひろしさんも若かった。照れた笑顔で外国人のガールフレンドの話をされていた。
神田正輝さんの次に登場したのが若かりし日の僕。水色のダンガリーシャツに緑の革のチョッキがなんだか板に付いていない。目一杯緊張しているのを笑顔で取り繕おうとするものだから、体がヘンな具合にユラユラ揺れる。ジッとしていろ!ヘラヘラするな!僕は思わず画面の僕に、声を荒らげてしまった。
30余年の時を経て、2025年11月の放送。今の僕は落ち着いたものだ。徹子さんを前にしても、緊張することはない。ニッコリ笑顔でゆっくりとお話しすることを心掛ける余裕ができた。
まずは一人で。『徹子の部屋』2025年11月14日放送。(写真:テレビ朝日提供)
黒柳徹子さんの「元気の源」を深掘り
ここ最近、徹子さんとは『徹子&純次&良純の世界衝撃映像の会』という番組でもご一緒させていただいている。その名の通り、徹子さんと高田純次さんと僕がMCで世界の衝撃映像を見るという、いたってシンプルな番組だ。
『徹子&純次&良純の世界衝撃映像の会』11月13日放送。お楽しみに。(写真:テレビ朝日提供)
「貴方、街を散歩している方よね」 「そうですよ、お嬢様」
「あら貴方、私をお嬢様なんて呼んでも、何もあげないわよ」
徹子さんと純次さんの会話はどこか噛み合わず、互いにマイペースを譲らない。MCの平均年齢78歳という元気な3人の会話も、番組の一つの見所となっている。
『徹子の部屋』への出演は、この“衝撃映像の会”の番組宣伝で純次さんと一緒に出て以来のことになる。今回は著書『石原家の兄弟』(新潮社)を紹介していただけるということで、兄弟4人での出演となった。
『徹子の部屋』11月17日に兄弟4人で登場。(写真:テレビ朝日提供)
ただ、いきなり大男4人が目の前に立ちはだかっては、徹子さんがびっくりしてしまう。まず僕一人で登場して、途中から兄弟3人が加わるという構成になった。
そこでプロデューサーの方から、僕が徹子さんに尋ねたいことはないかと聞かれた。ならば、僕にとっての謎は、徹子さんの元気の源は何かということに決まっている。
『徹子の部屋』の収録は基本的に完パケスタイル。放送時間の分だけ収録してオンエアする。しかし、『衝撃映像の会』はいわゆる普通の収録形式。放送時間のほぼ倍の時間をスタジオ収録し、編集して放送する。だから3時間特番ともなれば、収録時間は5時間にも6時間にも及ぶ。
収録が長時間になれば、誰だって疲れてくる。最初は元気にはしゃいでいても、「この収録、いつまで続くの」とふと思った瞬間から口が重たくなり、言葉数が減っていく。ところが、徹子さんはスタジオトークが続けば続くほど、だんだん元気になってゆく。
僕はかねがね、徹子さんは番組の収録中に共演者のエネルギーを吸い取っているのではないかと睨んでいる。だから収録が進むにつれて元気になる。だから『徹子の部屋』を続けて毎日毎日、元気になっていく。元気の秘訣はエネルギーの吸収。でなければ、いつまでもあんなに若くいられるはずがない。
とはいえ、こんな失礼なことを当人に問えるはずもない。「元気の源は…」と僕が口を濁していると、プロデューサー氏がボソッと口を開いた。
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テレビ界きっての多趣味人で、博識の石原良純さん。人生により磨きをかける日々の中で感じている、カラダのこと、天気のこと、そしてニッポンのこと。何事も前向きに生きれば、日々是好転! (タイトル写真:岡﨑健志)
石原良純(いしはら よしずみ) 俳優・気象予報士
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人生100年時代に突入した現代、「老化は病気」という概念が打ち出され、アンチエイジング研究は日進月歩で進んでいる。本連載では、さまざまな角度から「アンチエイジング」に役立つ最新研究の知見を紹介し、健康長寿の秘訣を探っていく。
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日本人の3人に1人が「高血圧」。身近な国民病だが、実は静かに進行する恐ろしい病気でもある。自覚症状がないため放置しがちだが、それは危険だ。本連載では日本高血圧学会の協力の下、高血圧対策・治療の最前線を紹介する。
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気になるあの疾患、今はどんな治療や選択肢があるのでしょうか。本連載では、専門医への取材を通じて、さまざまな領域の疾患の治療法と選択肢を紹介します。各治療のメリットやリスク、受診の目安などの実践的情報をお届けします。
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老化を進めるさまざまな要因が明らかになっている中で、大きく注目されているのが「酸化」だ。酸化によって細胞が傷つき、細胞や組織の機能を低下させ、老化を進行させてしまう。できるだけ老化を遅らせ、健康に過ごすためには、活性酸素を除去する力「抗酸化能」を高めることが肝要だ。
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田中美香=医療ジャーナリスト
さまざまな病気の治療についてその道の専門医に聞く連載がスタート。治療に関する最新情報や病気の予防策を医師に聞いていきます。初回は、インフルエンザを取り上げます。
11月に入り、インフルエンザ流行の報道が絶えない。だが、コロナ禍は息を潜めていたインフルエンザが、2024年末から2025年初頭にかけて猛威を振るったことも記憶に新しい。また、最近は夏にも感染者が確認されるなど、「インフルエンザは冬の病気」という常識さえも覆されている。その背景に何があり、我々はどう立ち向かうべきなのか? 感染症専門医でKARADA内科クリニック五反田院長の佐藤昭裕氏に、インフルエンザ診療の現状や新しいタイプのワクチン、いま一度確認しておきたい予防策や意外な落とし穴を聞いた。
(写真はイメージ:PIXTA)
インフルは夏も注意 全国ですでに流行突入
この1年を振り返り、インフルエンザの流行状況について教えてください。
佐藤氏(以下、敬称略):インフルエンザは年末から流行が始まり、年明けにピークを迎えるのが例年の特徴です。しかし、コロナ禍の数年間は感染者が少なく抑えられました(図1)。久しぶりの感染拡大となったのが前シーズン、2024年末です。その頃は当院でも非常に多くの患者さんを診療しました。
従来、インフルエンザは「冬の病気」とされてきましたが、最近は夏も感染者が出ています。2025年は夏休み明け早々から学級閉鎖となる例もあり、東京都ではそのまま9月末から流行期に入りました。10月からは、全国的に流行が拡大しています。
図1 近年のインフルエンザの流行状況(全国)
コロナ禍はインフルエンザの流行が少なかったが、2022~2023年シーズンから再び流行が見られるようになった。例年のピークは1~2月(1~9週前後)だが、2024~2025年シーズンは年末から爆発的に増加した。近年では夏季の流行も見られる。(国立感染症研究所感染症発生動向調査週報より)
冬の病気だったインフルエンザが、なぜ夏にも流行するようになったのでしょうか。
佐藤:東南アジアをはじめ、海外ではインフルエンザは通年性の感染症です。年中いつでもウイルスが存在するので、例えば夏休みで東南アジアの旅行から帰国した人が体調不良を訴えて受診し、調べてみるとインフルエンザが陽性だったというケースもよく遭遇します。
もう1つは、コロナ禍を境に、何らかの症状を自覚すると医療機関を受診する人が増えたことです。以前は夏に受診しても「風邪でしょう」で済んでいた患者さんに対して、夏でもインフルエンザを疑って医師が積極的に検査をするようになった影響もあると思います。以前は見つかっていなかった夏のインフルエンザが、見つかるようになってきたということです。
ただし、インフルエンザに限らず、どの呼吸器感染症も流行しやすいのは明らかに冬です。ウイルスは単独で浮遊するのではなく、唾などの飛沫と一緒にまき散らされます。夏は湿度が高くウイルスが浮遊しにくいのですが、冬は乾燥して空気中にウイルスが漂い、吸い込みやすくなります。
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コーヒーを飲むことは、長生きやがん・生活習慣病リスクの低下、シミの少ない肌、骨や筋肉の健康につながる──そんな研究結果が多数報告されています。健康な老後を目指す人のためのコーヒーの賢い飲み方を紹介します。
(写真:PIXTA)
コーヒーを飲んで健康的な老後を過ごす
コーヒーの健康効果に関する研究が世界的に増えている。寿命の延長、各種疾患のリスクの軽減、肌や体の老化予防……日常的なコーヒー摂取がもたらす恩恵は大きい。
「今年6月、米国の女性を対象とした研究で、コーヒーを飲むと健康的な老後を過ごせる可能性が高いと発表された」と話すのは、大東文化大学教授の福島洋一氏。この研究は、健康的老化(11の慢性疾患や認知障害・身体機能制限などがなく、70歳以上まで生きている)と、カフェイン摂取との関連を調べたもの。カフェイン入りコーヒーとの関連が高く、逆にコーラは健康的老化の可能性低下と関連していたという。
また、これまでにシミなど美容面によいことや、健康な人の死亡リスクや生活習慣病のリスクを低下させることは知られていたが、「最近は2型糖尿病患者の死亡リスク低下や大腸がん・乳がん患者の再発リスク低下なども分かってきた」(福島氏)。病気の予後にもコーヒーの力は発揮されているようだ。
コーヒーと健康効果のメカニズム
日常的なコーヒーの摂取は総死亡リスクのほか、2型糖尿病や心血管疾患、肝臓がんなどのリスクを低下させると分かっている。こうした身体的健康だけでなく、自殺リスクの低下や高齢者の社会参加の増加など精神的・社会的健康にも関与しているというデータもある。
- 香り コーヒーの香りには、ストレスを軽減してリラックスさせる効果や集中力を高める効果がある。
- ポリフェノール 植物が強い紫外線や活性酸素から身を守るために生成する抗酸化物質。コーヒー1杯(150mL)含有するコーヒーポリフェノールは約300mg。これは、赤ワインと同程度、緑茶の約2倍のポリフェノールに相当する。活性酸素消去、肝臓の保護、インスリンの効きをよくする、血管内皮機能を改善するなどの働きがある。
- カフェイン 覚醒作用があり、コーヒーを飲んで約30分後には吸収されて脳に達し、交感神経を刺激。認知機能や運動能力を高める方向に作用する。また、脳の神経細胞を保護する役割があると見られており、パーキンソン病のリスク低下に関与している。
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今、医療や健康関連で注目すべきトピックスは? 気になる病気の新しい治療薬や治療法、その特徴は? 日経グッデイと日経ヘルスのコラボによるこの連載では、医療・健康に関する最新情報について、分かりやすく解説します。
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高血圧対策の食事では、「塩分を減らす」ことだけを意識していないだろうか。実は、ナトリウム(食塩)を減らすだけでなく、カリウムを増やすことも重要だ。近年、ナトリウムとカリウムのバランスを表すナトカリ比が注目されている。一般社団法人ナトカリ普及協会理事であり、東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野教授の寳澤篤氏にナトカリ比について聞いた。
(イラスト:新倉サチヨ)
血圧の上げ下げに関わる栄養素のバランスを“見える化”
「尿ナトカリ比(尿ナトカリモル比、mmol/mmol)」とは、尿中に排せつされるナトリウムとカリウムの比を数値化したものだ。摂取したナトリウム(食塩)の約90%、カリウムの70~80%は尿中に排せつされるため、尿ナトカリ比を見れば食事から摂取したナトリウムとカリウムの量の比を客観的に評価することができる。この夏、日本高血圧学会が発表した「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(JSH2025)で、この尿ナトカリ比が高血圧管理の新たな指標として位置付けられた。
ナトリウムは水分をため込む性質があり、とり過ぎれば血液量が増え、血圧が高くなる。一方、カリウムは腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑え、尿へのナトリウムの排せつを促進するため、結果として血圧を下げる方に働く。両者は拮抗して互いにバランスをとりながら細胞の浸透圧を調整している。そのため、ナトリウム(食塩)をとり過ぎてしまったときもカリウムを積極的にとることでバランスを整えることができるのだ。
「減塩と併せてカリウムの多い食事が大切だということは従来から言われていまして、20年以上前のガイドラインで既にカリウムを多く含む野菜や果物を積極的にとるよう勧められています。米国国立衛生研究所が1990年代に提案した高血圧向けのDASH食(Dietary Approaches to Stop Hypertension)の中でも、カリウムは重点的に扱われています」と、東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野教授の寳澤篤氏は言う。ただ、食事中に含まれるナトリウム量、カリウム量を正確に測るのはとても難しく、一般の人にとっては、自分がとっているナトリウム、カリウム量が多いか、少ないかの答えは漠然としたものだった。
「24時間蓄尿して測定すれば客観的に摂取量を把握できます。ただ、一般の人が簡単にできる測定方法ではありませんし、検査してすぐに推定量が分かるくらいでないと食生活の改善につながりにくいものです。また、物質ごとの数値だけ見ていると、例えばナトリウムの数値が高くなったとき、塩分が多いせいなのか、それとも脱水の影響なのかが分かりにくいといった評価の難しさもありました。そこで、血圧の上げ下げに関わる複数の物質の『バランス』を“見える化”することができれば食生活の質を評価するのに役立つのではないだろうか、という発想が生まれたのです」(寳澤氏)
こうした発想の転換から、寳澤氏らは尿ナトカリ比が簡単に分かる携帯型の測定器(記事後半で紹介)を用いた保健事業の取り組みを開始。この取り組みが食事の“見える化”を大きく前進させるブレークスルーとなった。
「簡便かつ“その場で”食事の結果が“見える化”できるということが、ナトカリ比を測定する重要な意味になります」(寳澤氏)
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「逆流性食道炎」は近年、患者数が急増しており、今や「新国民病」と呼ばれるほど、年齢を問わず多くの人を悩ませている。自覚症状がなく気づきにくい「食道がん」は、進行すると手術の難易度が高くなり、患者への負担も高くなる。今回は身近なようで実は知らない「食道」の病気について解説していく。
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老化を進めるさまざまな要因が明らかになっている中で、大きく注目されているのが「酸化」だ。酸化によって細胞が傷つき、細胞や組織の機能を低下させ、老化を進行させてしまう。できるだけ老化を遅らせ、健康に過ごすためには、活性酸素を除去する力「抗酸化能」を高めることが肝要だ。
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日本人の3人に1人が「高血圧」。身近な国民病だが、実は静かに進行する恐ろしい病気でもある。自覚症状がないため放置しがちだが、それは危険だ。本連載では日本高血圧学会の協力の下、高血圧対策・治療の最前線を紹介する。
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人となるべく関わらずにいるほうが楽だ――。そう思って黙々とウォーキングしている人は、ちょっと耳を傾けてほしい。心身の健康や老化に「社会参加」「人とのつながり」といった要素が大きく関わることが分かってきた。研究を行っているのは、東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム専門副部長の桜井良太氏。「他者と運動をしたほうが要介護リスクの低下度が高い」など、気になる研究内容を聞いた。
若々しい体を維持するために、「ウォーキングする」「筋トレする」といった行動をしている人は多いはずだ。もちろん、運動がアンチエイジングに役立つのは言うまでもない。運動習慣によって身体機能の維持、転倒予防、認知機能の向上など多くの好影響があることは広く知られている。
(写真はイメージ:PIXTA)
ただ、「黙々と1人で運動するよりも、サークルやクラブに所属して運動している人のほうが、より要介護リスクが下がる可能性があります」と話すのは、東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム専門副部長の桜井良太氏だ。
桜井氏は、身体機能や歩行機能、認知機能や感覚器の関わりについて研究を行い、例えば「耳の聞こえが悪くなるとともに歩行速度が低下し、歩幅のばらつきが増え、転倒リスクが高くなる」ことなどを明らかにしてきた こちらの記事を参照 。
桜井氏はこれらの研究と並行して「社会的な活動がシニア世代にどのような影響を与えるか」をテーマに研究を行ってきた。
「1人でストイックにウォーキングをしているシニアの方に歩く理由を伺うと、『認知症になりたくないから』『健康でいたいから』と話します。しかし、これまでの研究から、1人よりも誰かとともに運動をするほうがもっと御利益が大きくなることが分かっています」(桜井氏)
個人の運動は「グループに入るだけ」より要介護リスクが高い?
桜井氏が注目するのが、2012年に発表された国内の疫学調査だ(図1)。
愛知県在住の65歳以上の障害のない1万1581人を4年間追跡してその後の要介護リスクを解析したところ、「スポーツ団体(スポーツグループまたはクラブ)に所属して運動している人を基準とすると、団体に所属して運動していない人の要介護リスクはそれほど変わらず、むしろ団体に参加せず1人で運動している人のほうが要介護リスクが高くなったのです。人と交流することの意味の大きさを示唆する注目すべき研究です」(桜井氏)
図1 スポーツ団体に所属した人は個人で運動するより要介護リスクが低い
愛知県のAGESコホート研究。65歳以上の障害のない1万1581人を4年間追跡。スポーツ団体(スポーツグループまたはクラブ)に所属し運動する群、個人で運動する群、スポーツ団体に所属するが運動していない群、団体に所属せず運動もしていない群の4群に分けて4年間追跡、要介護リスクを解析した。運動の定義としては、被験者への質問で、運動頻度について「ほぼ毎日、週2~3回、週1回」と回答した人は「運動者」、「月に1~2回、年に数回、スポーツ活動を行っていない」人は「非活動者」と分類した。 その結果、たとえ運動していなくてもスポーツ団体に所属している人は、個人で運動している人よりも要介護リスクの上昇が抑えられていた。(データ:PLoS One. 2012;7(11):e51061.)
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人生100年時代に突入した現代、「老化は病気」という概念が打ち出され、アンチエイジング研究は日進月歩で進んでいる。本連載では、さまざまな角度から「アンチエイジング」に役立つ最新研究の知見を紹介し、健康長寿の秘訣を探っていく。
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ひざの痛みを放置すると、悪化していくばかりか、将来的な介護リスクにもつながります。年齢とともにひざへの負担が蓄積され、変形性膝関節症以外のひざの疾患も生じやすくなります。どのようなセルフケア、治療を選ぶのが正解なのか。最新の「変形性膝関節症診療ガイドライン」をもとに、日常生活のコツや気になる最新治療について紹介します。
内尾祐司(うちお ゆうじ)氏 島根大学医学部 整形外科学講座教授
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「最近、肩が上がりにくい」「腕を上げるとズキッと痛みが走る」──これらの症状を、単なる肩こりや「五十肩」だとあきらめていませんか。肩の痛みの原因はさまざまで、放置すると症状が悪化し、日常生活に支障を来すこともあります。しかし、適切な治療や日々のケア次第で軽減させることは可能です。本特集では、五十肩とよく似た病気の見分け方から、それぞれの治療法、悪化を防ぐセルフケアを紹介します。肩の専門医のアドバイスに沿って、一生モノの肩の守り方を見ていきましょう。
今井晋二(いまい しんじ)氏 滋賀医科大学整形外科学講座 教授
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