JO1白岩瑠姫「向いていない」辞めようと思った時期「アイドル人生、芸能人生を救ってもらった」ファンの応援が存在意義に【「アズワン/AS ONE」インタビュー前編】
8月22日公開の長編アニメーション映画『アズワン/AS ONE』で初声優に挑戦するJO1の白岩瑠姫(しろいわ・るき/27)にモデルプレスがインタビュー。前編では悩んでいた時期やアイドル人生を救ってくれたJAM(JO1のファンネーム)の存在について語ってもらった。
― メンバーに初声優を報告したときの反応はいかがでしたか?
白岩:一切しなかったです(笑)。ワールドツアーなどで結構バタバタしていて大変な時期だったので、メンバーに相談したり負担をかけたりできないなと思って、とりあえず自分のできることを最大限やって挑もうかなと考えていました。― 特に豆原一成さんがメンバーの作品をいつも楽しみにされていますよね!
白岩:そうですね!今はまだ短い予告しか出ていないので、考察できるような長さではないですが、観てくれたとは思います。ちゃんとした尺で公開されたらラジオとかに来て考察してくれるんじゃないかな。毎回楽しみです!― SUPER EIGHTの丸山隆平さんとの共演を聞いたときはどのように感じましたか?ラジオ番組『JO1のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送/毎週水曜深夜0時〜)では、SUPER EIGHTさんの楽曲『愛でした』を紹介されていましたね!
白岩:お話を聞いたときはすごく嬉しかったです。まさか自分が主役をやらせていただく作品に出てくださるなんて想像もしていなかったし、特に学生時代は一緒に作品を作れると思ってもなかったので、本当に光栄な話だなと感じました。※『ひまわり』は白岩が作詞作曲を手掛けた作品で、JO1メンバーの個人コンテンツ企画「PLANJ(プラント)」としてYouTubeにMVが公開、デジタル配信もされている。
白岩:人生180度変わりましたね。演技や声優、ラジオなど、いろいろなお仕事をさせていただけているのも、全部グループ活動あってのことだと思うので、普通に生きていたら経験できないことをJO1になったおかげでできています。
白岩:もちろんJO1になる前も大変な時期がいっぱいありましたが、JO1になってからも多かったです。正直本当に心が折れてしんどくて、「向いていないな」とか「人前に立つのダメだな」と自分の中でかなり辛かった時期は何回かありました。でも本当にそこで辞めずに頑張って続けてよかったなと思いますし、頑張れたのもファンの方々のコメントやメッセージ、自分を推してくれている熱量を感じたからで、そのおかげでもう1回立ち上がることができました。
僕がよくファンの方々に感謝を伝えているのは、自分のアイドル人生、芸能人生を救ってもらった、命をもう1回吹きかけてもらったと思っているからです。ターニングポイントは何回かありましたが、みなさんのおかげで乗り越えられてよかったなと思います。― それが変わったきっかけは有観客でライブができるようになったことですか?
白岩:本当にそうですね。そのタイミングで「OPEN THE DOOR」(※「2021 JO1 LIVE “OPEN THE DOOR”」)という有観客ライブがなかったら、多分立ち上がれていなかったんじゃないかな。だから僕にとってファンのみなさんは、どん底でももう1回踏ん張って立ち上がろうとする力を与えてくれる存在です。デビュー前から思っていたことではありますが、そのときに改めて思ったからこそ、自分が今ここにいられるのはみなさんのおかげだということを伝えていきたいです。
★後編ではメンバーへの想いや今だから話せる過去にぶつかった壁について聞いた。
(modelpress編集部) 1997年11月19日生まれ、東京都出身。2019年から開催されたサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』において、投票によって選ばれた11人で結成されたグローバルボーイズグループ・JO1として2020年3月にデビュー。2022年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、2024年まで3年連続出演している。年末恒例の音楽賞『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)では2023年に「Trigger」で、2024年には「Love seeker」で優秀作品賞を受賞。2025年には全6都市8公演を巡る初のワールドツアーと初単独東京ドーム公演を成功させた。個人では2022年にAmazon Prime Video配信ドラマ『ショート・プログラム』より『ショート・プログラム』で主演。2023年には映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』でメンバー初の映画主演を務めた。さらにラジオ番組『JO1のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送)では2022年からメインパーソナリティーを担当している。