今川優馬 2軍から巻き返す「僕が目指すのは1軍の代打じゃなくてレギュラー」
■紅白戦 紅組3-1白組(2月14日、沖縄・名護)
また、這い上がる―。日本ハムの今川優馬外野手(28)が1軍再昇格へ、闘志を燃やした。この日の紅白戦では四回の守備から出場し、六回に巡ってきた第1打席では空振り三振を喫した。持ち前の長打力でアピールするために、国頭で爪を研ぎ直す。
安打も四球も それでも足りなかったものは
第3クール最終日の12日に2軍降格を告げられた。これまでの実戦では安打を放ち、四球も選ぶなど、一定の結果は残していた。「ボールも見えてましたし、四球も選べていた」と話すように、打席内容は悪くなかった。だが、足りなかったのは「長打」とキッパリ。「実力不足です」。首脳陣に強烈なインパクトを植え付けられなかったことを、真摯に受け止めている。
今川の降格が、外野手のハイレベルな争いを物語っている。「エドポロも上がってきて、あれだけのインパクトを残した。そこが僕に足りなかった部分と感じたところではあります」。ルーキーながらデビュー戦で中越え二塁打を放ったエドポロと、自身の物足りなさを比較した。
バッティングだけじゃなく、守備も走塁も
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打たなければ残れないことは、身に染みている。「僕も6年目で毎年こんな感じなので。打たなきゃクビになる世界なので、毎年、命懸けでやるしかない」。厳しい勝負になることは百も承知。常に野球人生を懸けて、戦いに挑んでいる。
下を向いている時間はない。首脳陣からも「2軍での姿とか見ているから」と伝えられている。「本当に全部レベルアップしないと、レギュラーとして出られない。僕が目指すのは1軍の代打じゃなくてレギュラー。バッティングだけじゃなくて、守備も走塁も含めて」
紅白戦前に行われた集合写真の撮影に向かう今川(左端)また、体を大きくしたことで、スピード感が失われていることにも気付いた。想定よりも重くなったが、それも踏まえて体重を増やしたという。「ちょっと鈍ったところもあった。ちょうどキャンプで絞れてきて、スピードも上がってきているので、ここからです」。まだまだ、アピールする時間は残されている。体は切れてきた。勝負は、まだこれからだ。
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