「貯金がないから子どもを産めない」意見にバービーがブラジャーを思い出した理由(バービー)
フォーリンラブ バービーさんのFRaUweb連載「本音の置き場所」第63回では、2024年夏に第一子を出産をバービーさんが、産前〜産後に受けていた行政の子育て支援サービスにまつわる本音を綴っていただいています。出産して初めてたくさんの行政サービスがあることを知り、利用してみてそのありがたさを感じつつ、自身の友人を含めて意外と利用していない人が多いことに気づき、前編【産後、1週間の出張に行ったバービーが母親から受けた「1本の電話」】で、その理由について考えました。
後編では、バービーさんのお母さんの悪気ない一言を通して考えた子育てに対する無意識の思い込みや偏見について、自身の番組に寄せられた「貯金がないけど子どもをもうけていいのでしょうか?」という相談へのアンサーをお伝えします。
前編【産後、1週間の出張に行ったバービーが母親から受けた「1本の電話」】はこちら▶︎
母親がまっすぐぶつけてくれたけど
「あんた〜母親なのに赤ちゃんおいて1週間も出張に行ったのかい」
『妻・バービーが1週間の出張へ…一人育児に奮闘した僕のイライラが爆発した話』という夫・つーたんのコラムをつーたんのInstagramで見た母が電話をしてきた。
「男の人なのに1人で赤ちゃんの面倒を見るなんて大変でしょう。しゃあ〜」
偏見、押し付け、ジェンダーバイアス……よくぞここまで一言に凝縮できたなぁと思って笑ってしまった。
ただ、見出しだけを見た大半の人がそう思っただろうなと思うと笑えなくなった。まっすぐに私にぶつけてくれる人はかなり貴重なので、いつも母の意見は参考になる。
「仕事に行ってた分だけ抱っこしてあげなさい」という言いつけは守っている。生きてきた時代や価値観が違うだけで、娘を愛する気持ちに違いはない。
写真提供/バービー任せる親の罪悪感を払拭しなければ
「親として不在の穴埋めをするのも私の仕事」と、夫にベビーシッターを長時間利用するように懇願したが、意見が合わず……。シッターさんの都合もあり、予定より短時間になってしまった。
ということの顛末が、「一人育児に奮闘した」というこのような見出しのコラムになった。夫のなかにも、「自分の子どものことで人に頼ってはいけない」という意識があるのだと思う。
子育てで「手伝って」と言えないのは、母親も父親も関係ない。その人の性格がかなり関わっていると思う。
写真提供/バービー甘えるのが苦手な長男と、なんでも人にやってもらうことに抵抗のない末っ子という関係図にも見えなくもない。甘えるのが苦手な人に甘えろ!と言ったところですぐできるわけじゃないし、頼るのが居心地悪いのだろう。
でも、いくら国が施策を打ち出そうが行政サービスが充実しようが、任せる側の親の罪悪感を払拭しないことには意味がないのだ。
これはこれで夫婦として補完し合えることもあるので良しとしよう。