米当局が当面ベネズエラ運営、会見でトランプ氏表明 マドゥロ大統領拘束
[ワシントン 3日 ロイター] - トランプ米大統領は3日、ベネズエラに対する未明の攻撃について記者会見し、マドゥロ大統領を拘束しており米当局が当面ベネズエラを掌握すると述べた。
トランプ氏は、フロリダ州の私邸マールアラーゴでヘグセス国防長官やルビオ国務長官らと共に会見し、「これは米国の歴史上、最も衝撃的で効果的、強力な国力と能力を誇示するものだ」と表明。「安全で適切かつ賢明な政権移行が完了するまで、われわれが国を運営する」と述べた。
また「ベネズエラ国民の利益を考慮しない者が、ベネズエラを支配する事態は避けなければならない」と語った。
アイテム 1 の 2 ベネズエラのマドゥロ大統領拘束作戦は、関係者によると、数カ月前から計画が練られていたという。写真は、トランプ米大統領が自身のSNSトゥルース・ソーシャルに投稿した拘束したマドゥロ大統領とみられる人物(2026年 ロイター)
[1/2] ベネズエラのマドゥロ大統領拘束作戦は、関係者によると、数カ月前から計画が練られていたという。写真は、トランプ米大統領が自身のSNSトゥルース・ソーシャルに投稿した拘束したマドゥロ大統領とみられる人物(2026年 ロイター)
トランプ氏がどのようにベネズエラを運営するかは不明だ。米軍はベネズエラを統制下に置いていないほか、マドゥロ氏の政権はなお実権を握っており、米国と協力する意向も示していないとみられる。
関係筋によると、マドゥロ氏の後継とみられているロドリゲス副大統領は3日午後、政府高官らとベネズエラのテレビで、米国の作戦は誘拐行為だと非難。マドゥロ氏を「ベネズエラ唯一の大統領」とし、大統領夫妻の即時釈放を要求した。
トランプ氏は会見で、ベネズエラに米軍を派遣する可能性も示し、「地上部隊の派遣を恐れていない」と表明した。
一方、昨年のノーベル平和賞受賞者で、マドゥロ氏の最大の政敵と見なされている野党指導者マリア・コリーナ・マチャド氏との協力の可能性は否定。マチャド氏とは接触していないとし、「彼女は国内で支持も尊敬もされていない」と述べた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab