人型ロボット、5年以内に製造現場で一般的に=エヌビディアCEO

 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は18日、5年以内に人型ロボットが製造現場で広く使用されるようになるとの見通しを示した。北京で2024年8月撮影(2025年 ロイター/Florence Lo)

[サンノゼ(米カリフォルニア州) 19日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は18日、5年以内に人型ロボットが製造現場で広く使用されるようになるとの見通しを示した。

カリフォルニア州サンノゼで開催された同社の開発者会議で基調講演を行い、人型ロボットがよりスムーズに動き回れるよう支援するソフトウェア技術を公表した。

講演後、記者団からAIが社会に広く浸透したことを示す兆候は何かと問われ、他の回答も挙げながら、「それはおそらく人型ロボットが実際にあちこちを歩き回っているような状態だろう」と述べた。

その上で「これは5年も先の話ではなく、数年以内の問題だ」と語った。

「まずは工場に導入されるべきだろう。工場は管理された環境であり、ロボットが対応できる明確な作業があるからだ」と指摘した。

「人型ロボットのレンタル料はおそらく10万ドル程度だろう」と予想し、経済的合理性が十分見込めると述べた。

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