火星まだムリ! SpaceXが方針転換、月の都市開発に注力
イーロン・マスク氏といえば、火星。火星にTeslaの二足歩行ロボット オプティマスを送り込み植民地化し、サイバートラックを走らせ、2050年には100万人が移住していると語っていたマスク氏。どうやら、知らない間に目標をもうちょっとご近所の星、月に変更していたようです。
まずは月の都市開発!
マスク氏がXを更新、月の都市開発についてコメントしています。
いわく、「気づいていない人のために言っとくけど、SapceXはすでに月の自己成長型都市の開発にシフトしてる。これは10年以内に実現できる可能性があるけど、火星だと20年以上はかかるからね」。
マスク氏は月面都市開発について、火星は26ヶ月毎にしか打ち上げできず、移動に6ヶ月かかるのに対し、月なら10日毎の打ち上げが可能でかつ移動時間が2日と、開発スピードが圧倒的に早いと解説。近い目標として、まずは月に注力する考えを語りました。
アルテミス IIIミッション
マスク氏が月を気に掛けるのは、NASAのアルテミス計画があるから。
アルテミスII(今月頭に打ち上げ延期が決定)で、およそ50年ぶりに人類は地球低軌道を超え、月に向かいます。が、アルテミスIIは月を周回するだけ。本番はアルテミスIIIミッション、有人月面着陸です。
この月面着陸期の開発でライバルとなるのが、Amazon創設者ジェフ・ベゾスのBlue Origin。
昨年、Blue Originは月面着陸期Blue Moon Mark1(通称MK1)の画像を公開。MK1は無人月面着陸機ですが、その後継機となるMK2は有人用。アルテミス IIIでの使用機体の地位を狙っています。
アルテミスIIIで月面着陸するのは、はたしてSpaceXか…。Blue Originか…。
ちょっと待っててね、火星にもいくよ?
当面の目標として、月に注力するSpaceXですが、もちろん火星のことも忘れたわけではありません。マスク氏いわく、火星の都市開発にも力をいれていく予定で、5年から7年後にはスタートするとのことです。