[アルビ試合前日リポート]入江監督不在の中、難敵浦和とどう戦う?指揮を執る吉本ヘッドコーチ、ブーダ、小原基樹の意気込みは 8月31日アウェー浦和戦
サッカーJ1アルビレックス新潟の熱い戦いが続いています。新潟日報の紙面でも選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。
アウェー浦和戦・試合前日
新型コロナウイルス感染で療養中の入江徹監督に代わり指揮を執る吉本岳史ヘッドコーチのほか、FWブーダ選手、MF小原基樹選手が練習後に各社合同の前日会見に出席しました!
◆FWブーダの決意「チームが上に上がるため、すべてのことやる」
(Jリーグでのプレーとスウェーデンリーグとの違い、気付いたことはあるか)
日本はよりフィジカル的なリーグだと感じます。で、スウェーデンは戦術的にもう少し追求している。そこに違いがあると感じています。
(そのフィジカルな部分はブーダ選手にとって大変なところではあるか)
日本との違いを聞かれたのでお答えしただけで、自分としてはフィジカルが困難なポイントとはまた違うと思います。
(足元の技術が上手だと感じるが、どうやって技術を身に付けてきたのか)
サッカーの練習を小さな時からやっているので、という答えになります。
(特に秘密のトレーニングとか、そういうものはない?)
友達と長くサッカーをしていたのもあるかもしれません。
(ゴール前で冷静な判断をして選手をかわして、シュートまで持っていっている。冷静でいられる秘けつは)
前のクラブの監督は非常に優秀だった。だから、どのようにアタッキングサードで振る舞えばいいのか、プレイ選択肢をどのように成功にするかってことをすごくトレーニングしてもらったことが今につながっていると思います。
(アタッキングサードの最後の質は、今新潟としてチームの課題だが、ブーダ選手から良い影響を与えられるか)
そのポイントもそうですし、もっともっと多くのことを私自身がチームのため、助けになる役割を担わないといけないと感じています。
(前節でモラエス選手のシュートが決まったが、そのきっかけを作っていた。ああいうシーンをどんどんと増やしていきたいか)
僕自身がゴールをすることに対してのこだわりは特にない。とにかくチームがゴールをしてくれるのであれば、どんな方法であれ、また自分はどんな方法であれ、チームのスコアを取るために助けになれればと思います。
(明るい雰囲気で練習していたが、かなりチームメイトとはなじんだ感じか)
前からチームメイトとはうまくやってますし、うまくいいムードになってるっていうことであれば、いい形になってんじゃないでしょうか。
(対戦する浦和の印象は) 映像を見た程度なので、具体的な言及に関しては特にないです。
(浦和はかなりサポーターの熱も高いチーム。アウェーなムードで盛り上がるタイプなのか、どんな風に受け止めて戦えると思うか)
ホームの方が好きです(笑)
(浦和に元スウェーデン代表のテリン選手加入したが、知っているか、どんな選手か)
スウェーデンでは非常に有名で、とても優秀なストライカーとしてみんなに知られている選手です。
(ブーダ選手は新潟ですごくストライカーとして期待されているが、あらためてどんな影響を与えたいか)
僕はあらゆる面において、本当に、別にストライカーってことでなく、チームが上に上がるためにはすべてのことをチームのためにやりたいっていうタイプですので。だからチームが上に上がることであれば、がんばってやりたいと思っています。
(新潟は20年ぐらいリーグ戦で浦和に勝てていない。ブーダ選手への期待も大きいと思うが)
勝つためにはスコアを取らなきゃいけない。チームが良いゲームをし、そして本当に最後まで戦いきることが僕らが求められていることだし、実行しなきゃいけないことだと思いますので、ゴールを取って相手に勝つために戦いましょうということです。
◆MF小原基樹「相性良くない相手に勝ち、勢いづけたい」
(今の心境は)
徐々に選手間でコミュニケーションも取れてきていますし、左サイドいい縦関係を組めてますし、いろんな攻撃のバリエーションが増えてるかなとは思いますけど、...