“黒幕”安達祐実、最終回で“天才”永尾柚乃に戦慄芝居連発!「まさに怪演」「やっぱりすごい」<誘拐の日>

ドラマ『誘拐の日』は、心臓病の娘の手術費用を確保するため、主人公が裕福な病院長の娘を誘拐するところから始まるヒューマンミステリー。誘拐犯と誘拐された少女が異色タッグを組み、警察に追われながらも少女の両親殺害の真犯人を突き止めてゆく。

心優しきマヌケな誘拐犯・新庄政宗を斎藤工が、新庄に誘拐された記憶喪失の天才少女・七瀬凛を永尾柚乃が演じた。

9月2日(火)に放送された最終話では、凛と新庄の妻・汐里(安達祐実)が対峙する展開に。安達祐実が圧巻の立ち回りで汐里を演じ、SNS上は「やっぱりすごい」「役者魂を全開放してる」と盛り上がっていた。

(※以下、最終話のネタバレがあります)

【映像】“黒幕”安達祐実の感情大爆発!インパクト抜群のクライマックス

◆「うわああああもう我慢できない!もう無理!」

汐里に凛の親を殺害した疑いが浮上するなか、彼女の策略で逮捕されてしまった新庄。

さらに汐里は、“次世代知能開発プロジェクト”のデータが収納されたペンダントと引き換えにケビン福住(鈴木浩介)から10億円を手に入れ、国外逃亡しようとしていた。

そこで凛は汐里に電話をかけ、教会で対峙する展開に。

じつは凛には隠しカメラが付けられており、警察が2人の様子を伺っていた。

すると汐里は凛に顔を近づけ、「今の私に願いがあるとしたら、警察の皆さんの誤解が早く解けますようにってことかな」とカメラ目線で話しかけた。

隠しカメラがバレても凛は動じず、自身の親を汐里が殺害したという推理を展開。

しかしこれを聞いた汐里は真顔のまま拍手したかと思いきや、笑顔に変わり「すごい凛ちゃん、お疲れ様。凛ちゃんは賢いだけじゃなくて創作の才能もあるのね」としらばっくれる。そして再びスイッチが切り替わったように真顔に戻ると、「でももう飽きちゃった」と冷たく言い放った。

そのままその場を去ろうとする汐里に、凛は「(復讐に)政宗を巻き込んだのはどうして?」と尋ねる。

すると汐里は自分が七瀬家の養子になって受けた苦しみは、本来養子になるはずだった新庄が受けるべき苦しみだと主張。完全に逆恨みな汐里の言い分に凛は「政宗は何も悪くないのに?」と反論する。

これに対し汐里は「何も悪くない?だったら私は…私は何が悪いの?」と涙をこぼし、「私は何が悪くて病気になって苦しんできたの!毎日血を抜かれて頭蓋骨を開いて手術されて耐えて!耐えて!耐え続けて!」と声を荒らげる。

同様の実験をされていた凛は自分も同じだと返すが、汐里は「同じなわけないでしょ…あんたは苦痛に見合ったものを手に入れた、豪邸に住んで立派な両親がいて、皆に褒められて大事にされてきたじゃない!でもあたしは何一つもらってない!あんたの父親とあんたが全部奪っていった!あたしから横取りした!うわああああもう我慢できない!もう無理!」と感情を爆発させた。

そして汐里はとうとう「少しはあたしに感謝したらどうなの!人でなしのあんたの父親を殺してやったのはあたしなんだから!」と自らの罪を認める。

警察は汐里を確保しようと動き出すが、追い詰められた汐里は「あんたにもあたしと同じ苦しみを味わわせてあげる」と凛を拘束。七瀬家が発端のいざこざでエイズを発症している汐里は、刃物を取り出すと自らを傷つけ血を出した。

余裕の態度から一気に凛に牙をむいていく汐里を安達祐実がインパクト抜群に演じ切り、SNS上では「迫力すごい」「まさに怪演」「演技力が高すぎて…ほんとに怖い」「引き込まれすぎて呼吸忘れた」「流石としか言いようがない!」と感想が飛び交っていた。

その後、汐里の前に新庄が登場。夫婦二人のやり取りも思わず見入るクライマックスとなっている。

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※番組情報:『誘拐の日

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