米内国歳入庁、6700人の削減を20日に発表=関係筋
米内国歳入庁(IRS)は約6700人の人員削減を20日に行う計画。関係者が明らかにした。写真は2月16日、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Annabelle Gordon)
[19日 ロイター] - 米内国歳入庁(IRS)は約6700人の人員削減を20日に行う計画。関係者が明らかにした。
対象となるのは、まだ試用期間中の職員で、長期雇用者よりも保護されていない。IRSの職員数は約10万人。
この計画は、起業家のイーロン・マスク氏率いる米政府効率化省(DOGE)の指示によるもの。
ただ、4月15日の確定申告期限を前にリソースが圧迫される恐れがあるため、IRSは他の政府機関よりも慎重に人員削減を進めている。
関係者によると、約6600人の試用期間中のIRS職員は、確定申告シーズン中は勤務を続ける。また、顧客サービスや納税者擁護に携わる職員は現時点で削減対象にはなっていないという。
IRS内では、税還付を期限内に効率的に処理できるかどうか懸念が広がっているという。
IRSはコメントの要請に応じていない。
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