ベネズエラ、米国人6人解放 マドゥロ大統領と米特使が会談
トランプ米政権のグレネル大統領特使(左)は31日、ベネズエラの首都カラカスでマドゥロ大統領(右)と会談後、同国で拘束されていた米国人6人と帰国すると発表した。写真は握手する両氏。カラカスで撮影。提供写真(2025年 ロイター/Miraflores Palace)
[ワシントン/ボゴタ 31日 ロイター] - トランプ米政権のグレネル大統領特使は31日、ベネズエラの首都カラカスでマドゥロ大統領と会談後、同国で拘束されていた米国人6人と帰国すると発表した。
米政権当局者はこの日、グレネル氏のベネズエラ訪問の目的には同国で拘束されている米国人の解放があると語っていた。
グレネル氏は6人の名前を明かさなかったが、航空機内で一緒に撮影した写真をソーシャルメディアに投稿した。写真にはベネズエラの刑務所で使われている水色の服を着用した男性らが映っている。
6人はトランプ大統領とも話し、感謝を伝えたという。
トランプ氏もソーシャルメディアへの投稿で、この展開を歓迎した。
マドゥロ大統領は31日、グレネル氏との会談は前向きだったと述べた。
ベネズエラ政府の発表によると、両氏は移民や制裁についても議論したという。
ホワイトハウスのレビット報道官は、グレネル氏が米国で拘束されているベネズエラ人のギャングメンバー400人の送還にも注力していると述べていた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab