ゴールドマン幹部、米関税は「成長ショック」 経済見通しに懸念
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)の公共投資最高投資責任者(CIO)のアシシュ・シャー氏は、同関税措置を「一種の成長ショック」とみており、「米消費者に打撃を与えるだろう」と語った。
同行幹部らは、米貿易政策は他国からの報復措置を受ける可能性が高いことなどから、経済の見通しには陰りがみられるとの見方も示した。
また、ゴールドマン・サックスの資産・ウェルスマネジメント部門グローバル責任者、マーク・ナックマン氏は、大手投資家は世界的なポートフォリオの多様化を目指しているものの、今のところは米資産への投資を継続していると指摘。「大口投資家はまだ資産配分の変更には至っていないが、懸念は抱いている」と述べた。
さらに、同行のマルチアセット債券部門責任者リンゼイ・ロスナー氏は、関税発表後に株価が急落する中、安全資産への逃避から米債が上昇したと説明。その上で、インフレ上昇と成長鈍化という2つのリスクが併存した1970年代の米経済状況を想起させつつ、「スタグフレーション」が現実のものとして起こる可能性があると懸念を示した。
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Davide Barbuscia covers macro investment and trading out of New York, with a focus on fixed income markets. Previously based in Dubai, where he was Reuters Chief Economics Correspondent for the Gulf region, he has written on a broad range of topics including Saudi Arabia’s efforts to diversify away from oil, Lebanon’s financial crisis, as well as scoops on corporate and sovereign debt deals and restructuring situations. Before joining Reuters in 2016 he worked as a journalist at Debtwire in London and had a stint in Johannesburg.