【△虎将トーク】阪神・藤川監督、16打席無安打の佐藤輝「いつも個人の名前は出していない」石井温存「作戦面なので」

六回1死一塁で空振り三振に倒れた阪神・佐藤輝明=神宮球場(撮影・今野顕)

(セ・リーグ、ヤクルト2ー2阪神=規定により延長十二回引き分け、21回戦、阪神13勝7敗1分、23日、神宮)2戦連続延長戦の阪神が今季3度目のドロー。夏のロードを11勝6敗1分とし、4試合を残して、2023年(18勝5敗)以来の勝ち越しを決めた。1点リードの九回、岩崎優投手(34)が1死満塁からの右犠飛で追いつかれ、6回1失点の伊藤将司投手(29)の開幕5連勝が消えた。打線は一回1死一塁、森下翔太外野手(25)の16日巨人戦(東京D)以来、21打席ぶり本塁打で先取した2点のみ。今季2度目の4三振を喫した佐藤輝明内野手(26)は16打席連続無安打。12日の〝休養欠場〟から8試合で32打数2安打(打率・063)13三振3四球。優勝マジックは1減の「18」。藤川球児監督(45)の主な一問一答は以下の通り(成績=68勝42敗3分、観衆=2万8982人)。

ーー4時間超のゲームで集中力を保った

「そうですね、はい」

ーーこれまでの成果が出た

「もう十分ではないですかね」

ーー延長十二回無死一塁で高寺のバント失敗も今後の糧にしてほしい

「まあ、ゲームですからね。ゲームの中では失敗も成功もありながらですから。それは、もうお互いですよね」

ーー岩崎が登板した九回も試合の展開的に難しい流れもあったか

「まあ、同点で戻ってきているので。1点差というモノは誰が行っても、確約的にゼロで戻ってくることは、なかなか難しいので。まあまあ、そんな日もあります」

ーー伊藤将から始まり、投手陣は連日良い形

「チームとしてですね。こういったゲームになっていることが、今ですよね。こういう時期なのだと思う。その中でもしっかりとゲームができているので、まあまあ、一年やっていれば、こういう日もあるけど。でも、よくゲームをしのいだのではないですかね」

ーー佐藤輝は4三振だったが、長いシーズンでは、こういう時期もある

「いつも自分は個人の名前は出していないと思うんですけどね。打った時でも、打ってなくても。それがチームですから。誰が打った打たないは個人に聞いてもらうという、いつも言っている通りですから。チームで戦っているので。あまり個人のことは思わないというか、考える要素ではないかな。チームで動いていますから」

ーー石井は当初から休養予定だったか

「そうですね…その辺りは作戦面なので。また」

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