【FGO】スペース・エレシュキガルの初期デザイン案が公開。第2再臨の宝具カットインイラストは『UBW』の名シーンがモチーフ【Fate/Grand Order】

 9周年記念サーヴァントとして実装された星5ビースト“スペース・エレシュキガル”の開発資料や初期デザイン案、キャラクターデザインを手掛けた森井しづき氏のコメントが公開された。
エレシュキガル以外にも描くものが非常に多く、時間をかけて進めていきました。

そして皆さんご存じの好感度レベル。こちらは製作開始した当初はなく、ある程度佳境に入ってから追加されたのでなかなかしびれましたね…

スペース・エレシュキガルも、その時点で入れられる要素をてんこ盛りにしたサーヴァントになったかなと思います。

森井さんはよく三面図以外にも武器や攻撃方法の想定などをいろいろといっしょに出していただいたりするのでTYPE-MOONさんと相談のうえ、落とし込んでいく形になります。

 現在の姿とは異なり、ランサーのエレシュキガルのデザインに近いシックな初期案が公開された。
 第2再臨(画像左)のイラストは、『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』
にて遠坂凛がセイバーと契約する際のポーズをイメージして描かれているという。 登壇した安生真氏は画像右と発言していたが、「遠坂凛がセイバーと契約するシーン」とのことなので、おそらく手を差し伸べている画像左のことだと思われる。
 スペース・エレシュキガルの通常攻撃やEXアタック時に見られる演出、通称“ビーストフラッシュ”(※『FGO』開発スタッフが命名したもの)のイラストが公開された。ゲーム中ではサーヴァントやエネミーの後ろに表示されるもののため、すべてが見られるのは貴重だ。
 ビーストフラッシュについては武内崇氏のインタビュー記事でも触れている。未読の方は下記リンクからチェックしてほしい。
デザイン担当しました森井しづきです。スペース・エレシュキガルのデザインについて、特にこだわった点といいいますか目指した点としては、品がありながら派手すぎず、そしてバトルでのアクションもしやすいよう動きやすい格好を意識しました。印象に残っている開発エピソードは色々ありますが、クラスがビーストと聞かされたことを思い出します。ビジュアル面においては通常では収まらないビーストとしての説得力が必要になる時がありました。また設定としても重く、Fateシリーズにおけるビーストは人類愛であると同時に人類悪という存在で、人類が超えるべきハードル、人類が滅ぼす悪として敵対する事を決定づけられています。

冥界でずっと一人だったエレシュキガルは、今度は全人類の敵となり、本当の孤独になるのだと感じました。そんなエレシュキガルを想像して幼少期のキャライメージからラフアイデアを作っていったりもしました。

余談ですがエレシュキガル女神は植物の死と再生の権能も持ちながら、どれほど手を尽くしても生を象徴する花を制御することはできなかった。花への憧れは常に彼女の心の底にあり続けていて、そこに優しく触れた贈り物が、かけがえのない思い出として温かく残っていたらいいなと想像しています。
 バレンタイン2025イベントにて、〔翠〕〔紅〕〔藍〕のロックオンチョコをもっともあげた・もらったランキングTOP5が公開された。
  • 1位:ロウヒ
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  • 1位:雨の魔女トネリコ(水妃モルガン)
  • 2位:モルガン
  • 3位:謎の代行者C.I.E.L
  • 4位:アルジュナ〔オルタ〕
  • 5位:アーキタイプ・アース
  • 1位:スペース・エレシュキガル
  • 2位:アルトリア・キャスター(バーサーカー)
  • 3位:伊吹童子(バーサーカー)
  • 4位:ソドムズビースト/ドラコー
  • 5位:紫式部(キャスター)
[2025年3月22日16時20分修正] 一部記載内容についてに誤りがあったため、該当の文章を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

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