リヴァプールが移籍金最大150億円超でエキティケ獲得!20年ぶり来日予定のチームに合流へ
【欧州・海外サッカーニュース&移籍情報】リヴァプール(プレミアリーグ)とウーゴ・エキティケは6年契約を締結したようだ。
リヴァプールは、ウーゴ・エキティケの獲得を発表した。
昨シーズン、アルネ・スロット監督就任初年度でプレミアリーグ優勝を飾ったリヴァプール。今夏にはさらなるチーム強化に向けて、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツやオランダ代表DFジェレミー・フリンポンら即戦力を次々に獲得するなど大型補強を敢行している。
リヴァプールは現在、さらなる補強としてストライカーの獲得に乗り出している。当初は、ニューカッスル・ユナイテッドのアレクサンデル・イサクへの関心を強めていたが、獲得が難しいことから、フランクフルトで活躍するエキティケにターゲットを変更。クラブ間交渉も順調に進んでおり、獲得に近づくと報じられてきた。
そして23日、リヴァプールはエキティケの獲得を発表。クラブは契約期間を公表していないが、ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、両者は2031年までの6年契約を締結したようだ。また、移籍金は6900万ポンド(約137億円)に1000万ポンド(約20億円)のボーナスが付帯する総額7900万ポンド(約157億円)に上るとイギリス『BBC』などが伝えている。
リヴァプールによると、エキティケは香港と日本へのアジアツアーを行っているチームに合流する予定で、30日に行われる横浜F・マリノスとの一戦でもピッチに立つ可能性がありそうだ。
リヴァプールに加入することが決まったエキティケは、スタッド・ランスの下部組織出身で、2022年夏にパリ・サンジェルマンに加入したが、多くの出番に恵まれず、2024年冬にフランクフルトに加入した。すると、昨シーズンには公式戦48試合で22得点12アシストを記録してチームのブンデスリーガ3位フィニッシュと新シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した。
なお、リヴァプールにとって、エキティケはヴィルツやフリンポン、ミロシュ・ケルケズらに続く今夏6人目の新戦力に。静かな移籍市場を過ごした昨シーズンとは異なり、今夏の移籍金総額はすでに2億9500万ポンド(約587億円)を上回ったようだ。