【速報中】日本が第1、第3セットを取り、トルコが第2、第4を取って2-2で最終セットへ 準々決勝でトルコと対戦 ネーションズリーグ女子/バレー
バレーボール・ネーションズリーグ女子決勝ラウンド準々決勝(日本-トルコ、24日、ポーランド・ウッチ)予選ラウンドを9勝3敗の3位で決勝ラウンドに進んだ日本は、8勝4敗の6位で上がってきたトルコと対戦。フルセットの末に3-2で制し、準決勝(相手はドイツ-ブラジルの勝者)に進んだ。昨年大会は準優勝で逃した頂点まで2勝とした。
【第1セット】
日本は関、石川、和田、佐藤、島村、宮部がスタメン、リベロは福留で試合開始。日本のサーブで始まり、先制点はトルコ。和田のスパイクがアウトで0-2。トルコのサーブがアウトで1-2。石川のサーブで3-2とし、サービスエースも決まって4-2。さらに宮部のブロックも決まって5-2。トルコのサーブミスなどで7-3から島村が決めて8-3。バルガスのスパイクを受けて8-4。日本が先に二けた得点に乗せた。石川がスパイクを決めて11-6。13-8から佐藤のバックアタックで14-8。和田が決めて15-9。16-10でトルコは2選手を交代。日本はラリーを粘って17-10。ここでトルコがタイムアウトを取った。
和田のサーブがアウトで17-11、佐藤のスパイクがアウトで17-12。流れが悪くなりかけたが、石川が決めて18-12。19-13で島村に代わって北窓がピンチサーバーに入ったがアウトで19-14。20-15から日本のレシーブが乱れたが、石川が決めて21-15。佐藤のスパイク、宮部のサービスエースで23-16。23-19とされたところで、日本がタイムアウト。
バルガスのサーブミスで24-19から、中川がピンチサーバーに入るが得点はならず。24-21とされたが、島村のブロードが決まり、日本が25-21で第1セットを取った。
トルコ戦に出場した和田由紀子(volleyball world提供)【第2セット】
日本が先に得点。1-2から和田がブロックにあい、1-3。1-4となり、日本がタイムアウト。再開直後、和田が苦しい体勢から決めると、佐藤も決めて3-4。その後トルコのチャレンジが失敗するなどして5-6。石川がブロックアウトを取り、6-7。佐藤のバックアタックが決まって8-9。トルコのレシーブが乱れて9-9に追いつく。ここからトルコの高さと強さで日本は連続失点。9-14とされ、和田に代わって北窓。しかし佐藤がブロックにあい9-15。佐藤に代わって秋本。トルコのサーブミスで10-15。10-17で日本がタイムアウト。
再開後、秋本がスパイクを決めて11-17。次の日本の得点も秋本で12-19。苦しい中、石川が続けて決めて14-20。15-22で石川のスパイクはアウトの後、相手反則で16-23。しかし16-25で日本はこのセットを落とし、セットカウント1-1となった。サーブレシーブが乱れた。
【第3セット】
日本は同じメンバーでスタート。トルコが先取点も、日本が追いつき、石川のサーブから相手が乱れて2-1。石川が決めて4-2。関のツーアタックで6-4。6-6とされたが、島村が粘り強く押し込んで7-6。宮部のブロックで8-6。10-6とリードを広げ、トルコがタイムアウト。
関のショートサーブで乱して12-7。和田が決めて13-8。佐藤が195センチのバルガスのブロックにあうなどして13-11となり、日本がタイムアウト。15-12で秋本と中川がコートへ。15-14で、戻った和田が決めて16-14。17-15で宮部がブロックを決めて18-15。カラクルトに決められて18-17から、石川が決めて19-17。21-20と迫られた中、佐藤が決めて22-20。和田も決めて23-20とし、トルコがタイムアウト。24-20で佐藤がブロックを決め、日本が25-20で取った。
【第4セット】
和田がストレートに打ち抜いて日本が先取点。島村のブロードで3-3。佐藤のフェイントで4-4。続いて佐藤がサービスエースを決めて5-4。一進一退の中、石川が連続で決めて7-5。しかしトルコの4連続得点で7-9。9-10で佐藤がバックから決めて10-10。12-14で長いラリーの後、島村が決めて13-14。ここでトルコがチャレンジも失敗。石川がクロスに決めて14-15。宮部のクイックが決まって16-16。さらに和田がライトから決めて17-16。17-18でも和田が決め18-18。トルコが先に20点目を取り、日本がタイムアウト。
再開後、和田がブロックにあい、18-21。日本はすぐに2度目のタイムアウト。20-21となり、今度はトルコがタイムアウト。再開後、194センチのバルガスに決められて20-22。相手サーブミスで21-22から、ピンチサーバーに北窓を投入も失点で21-23。サービスエースを許して21-24。佐藤がブロックアウトを誘って22-24としたが、22-25で落とし、セットカウント2-2となった。
【最終セット】
トルコが2点を先取後、和田が粘り強く押し込んで1-2。石川のサーブが外れて1-3。2-3から島村のクイックで3-3。和田が決め4-4。島村のブロックでバルガスを止めて5-4。さらに和田が決めて6-4。佐藤のスパイクで7-4となり、トルコがタイムアウト。再開してトルコが取り、7-5。トルコのタッチネットで8-5。日本は粘り強く拾って相手ミスを誘い、10-5となり、トルコが2度目のタイムアウト。佐藤のサーブが外れ10-6。11-7からのラリーはトルコが取って11-8。ここで日本がタイムアウト。再開後、石川が強打を決めて12-8。石川は続いて巧みに落として13-8。さらに14-9のマッチポイントで石川がサービスエースを決め、15-9。日本がセットカウント3-2で激戦を制し、準決勝に進んだ。
★ネーションズリーグ
国際バレーボール連盟(FIVB)が2018年から開催する国際大会。17年まで毎年開催されていた男子の「ワールドリーグ」と、女子の「ワールドグランプリ」が発展的に統合された。五輪、世界選手権と並んで3大大会の1つに数えられる。今大会は男女各18チームが出場。予選ラウンドは3週間で12試合を戦う。予選ラウンドの上位7チームと開催国の計8チームが、男子は中国・寧波、女子はポーランド・ウッチで行われる決勝ラウンドに進む。