【一問一答】北山亘基 レイエスの逆転打に「すごく気合が入りました」 この日の悔しさはファイナルSで…

2025/10/12 20:35 NEW
四回を無失点に抑え、ベンチに戻る北山=撮影・井上浩明

■2025  パーソル クライマックスシリーズ パ ファーストS第2戦 オリックス4-5日本ハム(10月12日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの北山亘基投手(26)は痛恨の2発を浴び、4回4失点と悔しい登板となった。先発し、早い回での降板となったが、チームが逆転勝ちし、CSファーストステージ突破が決定。ソフトバンクと対戦するファイナルステージに向けた意気込みも語った試合後の一問一答は以下の通り。

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―ホームランで失点 「そうですね。(二回の)杉本さんの(先制)ホームランに関してはカウントもカウントでしたし、真っすぐ一本で張っていかれたのが、僕の配球というか、球種のミスだった。その後の(三回に)紅林選手の(一時勝ち越しとなる3ラン)ホームランに関しては前の打席の内容とか見ても、入り方を間違えたなっていうのが自分の中であった。あそこが一番、悔やまれるポイントだったかなと思います」

三回2死一、三塁、オリックス・紅林(奥)に3点本塁打を浴びる北山=撮影・宮永春希

―入りを間違えたとは 「1打席目の真っすぐの差し込み具合を思い返せば、ちょうどそのタイミングで振りにいってボールがちょっと残ってバットのヘッドが走る。コースもコースで曲がりきらずに一番、手が届くところに残っている部分もあったので、両方ですね。球種と選択とその後の投げどころも、一番してはいけないミスをした。あそこが一番、大きかったので、反省するポイントだと思います」

―一回の投球を見ていると、調子は良さそうだったが

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「(試合の)入りはすごく良くて。試合前のブルペンがあまり良くなくて、自分の中で修正ポイントは分かったので、修正して入って良い形でスタート切れたんですけど…。試合の集中の仕方がもう一個、足りなかったなと、きょうトータルで見た時に感じたので。初回の入りの中で良かった分、安心したのか。気が緩んだつもりはないですけど、ピッチングとして緩んでしまったので、そこも反省点かなと思います」

日本ハム先発の北山=撮影・岩崎勝

―チームは逆転勝ち。今後、どう切り替えていく 「モーレ(レイエス)の逆転打は目の前で見ていて、すごく気合が入りましたし、きょうはすごく落ち込んでいた気持ちもあったんですけど、みんなで戦う感覚で誰も諦めずに最後まで戦っていたので、そういう気持ちは受け取りました。今回、良くなかったですけど、幸いなことに戦いを続けられるので、しっかり切り替えて、きょうの悔しさを忘れずにしっかり気合入れてイチから準備していきたいなと思いました」

―またエスコンで、ここで戦えるように 「そうですね。次(ファイナルステージで対戦する)ホークスはシーズンのリーグ優勝の借りもありますし。個人的にも倒したい相手なので、さらに気合を入れて、きょうの気持ちも含めて頑張りたいなと思います」


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