Windows 11、突然の先祖返り。Vistaの声を出す
どうやったらそんなことに? と、思わずモニターにコーヒーを吹き出しそうになりました。 ときにOSアップデートは副産物?として、とんでもねえバグも発生するものですが、Windows 11のプレビュー版(開発者向けプレビュー版)に起きたのは、また予想外の角度からのバグ。 6月13日に開発者向けにリリースされたWindows 11 Insider Preview(Build 26200.5651)において、PC起動時にWindows Vistaの起動音が鳴ってしまうというのです。どんなバグやねん!
…とあまりにも懐かしすぎて、Vista起動音が思い出せない人も多いと思うので、置いておきますね。 今聞くと、透明感のあり涼しげな良い起動音。いいじゃん。 思い起こせばVistaって、XPと比べてインターフェースが一気にリッチになって、半透明ウインドウやウィジェットなどを先進的なデザインを採用するなど、画面の作り込みが凝ってましたよね。 でも、当時のPCスペックを考えると、インターフェース表示にパワーを取られて(主にメモリが足りなくて苦戦していた記憶があります)、「Vista=重い」という認識が多かった気がします。事実、「Vistaを軽くするカスタマイズ本」とかもたくさん出ていたよなぁ。 おっと、昔話が過ぎましたね。 とりあえず、このバグは開発者向けのプレビュー版やベータ版での現象で、Microsoftでもこの不具合は認知済み。修正に取り組んでいるとのこと。僕たちのPCが突如Vistaサウンドを鳴らすことはありませんのでご安心を。 でも、僕の人生で、こんなにもプレビュー版を入れたくなったことはありません。修正される前に入れてみようかな…。 Source: PC Watch, Microsoft, X
小暮ひさのり