ウクライナ元国会議長が銃撃され死亡、犯人逃走 西部リビウで
ウクライナ最高会議(国会)で議長を務めたアンドリー・パルビー氏(写真)が30日、西部リビウで何者かに銃で撃たれ死亡した。キーウで2019年5月撮影(2025年 ロイター/VALENTYN OGIRENKO)
[キーウ(キエフ) 30日 ロイター] - ウクライナ最高会議(国会)で議長を務めたアンドリー・パルビー氏(54)が30日、西部リビウで何者かに銃で撃たれ死亡した。
検察当局によると、数回の発砲があり、パルビー氏は現場で死亡が確認された。犯人は逃走し、当局が捜索を続けている。
パルビー氏は2016年4月から19年8月まで最高会議議長を務めた。14年の親ロシア派ヤヌコビッチ政権崩壊につながった抗議デモのリーダーの一人だった。
当局は、今回の事件がウクライナ戦争と直接関係しているかどうか明らかにしていない。
ゼレンスキー大統領はXへの投稿で、パルビー氏の家族に哀悼の意を表し、当局が捜査に当たっていると述べた。
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Anastasiia Malenko is a journalist covering breaking news in Ukraine. She writes about key political and economic developments in daily stories about the war. In her feature reporting, Anastasiia focuses on how the war reshapes the Ukrainian society. She also examines military strategies and developments through battlefield analysis.