EU、アルミ産業の保護措置を検討 米国の関税に対応=草案文書

欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、トランプ米政権が掲げる関税措置の影響に対応するため、域内のアルミニウム産業に対するセーフガード措置導入の可能性を検討することが草案文書で分かった。写真は2016年11月、スロベニアの製鉄工場で撮影(2025年 ロイター/Srdjan Zivulovic)

[ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は、トランプ米政権が掲げる関税措置の影響に対応するため、域内のアルミニウム産業に対するセーフガード措置導入の可能性を検討することが草案文書で分かった。

欧州委は鉄鋼・金属行動計画の草案文書で「EUは過去10年間で相当な市場シェアを失った」とし、米国のアルミニウムに対する関税措置で状況が一段と悪化する可能性が高いとの見方を示した。

鉄鋼・金属行動計画は19日に発表される見通し。

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