トランプ氏、前政権の約80の大統領令撤回へ 規制・採用凍結
1月20日、トランプ新米大統領は2、前政権の80近い大統領令を撤回すると表明した。キャピタル・ワン・アリーナで撮影(2025年 ロイター/Carlos Barria)
[ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米大統領は20日、前政権の80近い大統領令を撤回すると表明した。新たな規制を即時凍結するほか、連邦政府職員の採用凍結も実施するという。
トランプ氏は就任式の後、ワシントンのキャピタル・ワン・アリーナに集まった支持者らに対し、「前政権の80近い破壊的で過激な大統領令を撤回する」と語った。
「即時に規制を凍結し、バイデン前政権の官僚による規制の継続を阻止する」と述べた。また「国民に忠実で有能な人材のみを雇用できるよう、一時的な採用凍結も行う」と表明した。
ホワイトハウスは同日発令した大統領令で、「政府職員は120日以内に連邦雇用計画を策定し、各機関の責任者に送付する。この計画は、政府サービスにおける実力主義を回復することを目的とする」と表明いた。
トランプ氏が撤回する対象には、人工知能(AI)のリスク、気候変動、健康への脅威、処方薬のコスト削減などに関する前政権の大統領令が含まれる。
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