Apple Watchでいちばん後悔してること、たった一枚の写真に共感が集中
添えられていたのは、真夏の日差しでしっかりと焼けた手首の写真。ただし、そこには明らかな違和感があった。Apple Watchの形にくっきりと残された“白い跡”──そう、いわゆる「Apple Watch焼け」である。 この投稿には、「めちゃくちゃわかる」「それな」「夏の宿命」と共感の声が殺到した。便利なデバイスゆえに四六時中装着してしまい、気がつけば肌には不格好な日焼け跡が残っている。この“夏の代償”に、誰もが思わず笑ってしまった。
Apple Watch焼けとは、Apple Watchをつけたまま屋外で長時間過ごすことで、肌が日焼けし、時計の部分だけが焼け残ってしまう現象である。いっちー(@haraichi51)さんの写真では、手首に明確な“白抜きシルエット”が残っており、そこだけまるで日焼け止めを厚塗りしたような白さを保っている。 これはApple Watchに限った話ではなく、FitbitやGalaxy Watchなど他のスマートウォッチでも同様に発生する。だがApple Watchユーザーが圧倒的に多いため、「Apple Watch焼け」という呼び名が一種の定番となっている。 この日焼け跡は、特にTシャツや半袖シャツから覗く位置にあるため、目立ちやすく、ファッション的に気になる人も少なくない。とりわけ夏場は、こうした焼け跡が“消えずに残る”ことに不満を抱くユーザーも多い。
いっちー(@haraichi51)さんの投稿がこれほどまでに拡散された理由は、「誰もが経験している小さな失敗」に対する共感が詰まっていたからだ。 Apple Watchは、通知の受信、健康管理、Apple Payによるキャッシュレス決済など、現代人にとって欠かせない便利ツールである。だからこそ、つけっぱなしになることが多い。その「当たり前の使い方」が、思いもよらぬ形で“痕跡”を残していく。 高機能でスタイリッシュなApple Watchであっても、物理的な現象――日焼け――には勝てない。結果として生まれた「白い跡」は、その人がApple Watchと過ごした時間の証でもあり、同時に“少しだけ気まずい”夏の思い出でもある。 その違和感を「後悔してる」と笑いに変えた、いっちー(@haraichi51)さんの言葉選びが絶妙だったのだ。